仕事に前向きであることは、自分自身にとっても、そして同僚やクライアントにとっても素晴らしいことでしょう。なぜなら、その姿勢こそが、周りや相手に伝わり、仕事の質やコミュニケーションの質を高めることになるからです。
しかし、そう思っていても常に「前向き=ポジティブ」な姿勢をキープすることは、容易ではないでしょう。毎日、さまざまな困難や苦労や、焦りなどにぶつかり、たまにはネガティブに考えてしまう事もあります。
仕事の場においては、仕事の前向きな姿勢をいつも態度に表しておくことで、状況を好転させてゆくことにもつながるのです。では、どのような事に気を付けて、どのような姿勢で臨むのが良いのでしょうか。
自分の決まった仕事行動パターンを意識する
仕事に取り組む行動パターンを決めて、それをキープすることは、自分自身の仕事モードへのスイッチボタンを押すようなもので、その姿勢をキープしていくと、感情的にならずに仕事をしている自分の姿を客観的にも見ることができるでしょう。
これは幅広い状況にあてはめることができますが、毎朝、出勤時の行動については、始めやすい行動パターンといえるでしょう。出勤時間をきちっと決め、早めに出勤すること。これは、同僚から見ると、仕事に対して、きちっと取り組んでいる姿勢が伝わるものです。
仕事の行動パターンを決めておくと、さまざまな状況において、いつも仕事に対してきちんと向き合っているということを周りに印象付けられ、自分自身も仕事に取り組むリズムが作れるでしょう。
仕事の進捗状況や、問題点などを、しっかりと伝える
これも、ごく当然のことですが、状況によっては、なかなか考えていることを伝えられない場合もあります。例えば、仕事のやり方がわからない、仕事がうまく進められない、という状況では、自分1人で切り抜けようとして時間が大幅にかかってしまったり、仕事に遅れが出て焦りやストレスを感じながらも、表面上は上手くいっているふりをしながら、自分自身ではもがいてしまう…という状況に陥ってしまうでしょう。
これでは、周りにも誤解を招く結果となってしまいます。考えていることをしっかり伝えるというのは、うまくいっていないことでも、その仕事の停滞状況と理由を上司に伝えるなど、全体に迷惑が及ばないように配慮の上、常に報告することでもあるのです。
上司への報告は、うまくいってからだ…と思いがちですが、仕事を滞りなく、うまく運ぶためには、ネガティブな時でも状況判断をすることが、前向きに仕事に取り組む姿勢と言えます。それによって、全体としての仕事に影響が及ばないように、上司は的確な判断をすることができるのです。
以上、仕事の前向きな姿勢をきちんと態度にあらわす方法を紹介してきました。せっかく一生懸命働いているのに、それが前向きに受け取られないのは勿体ないことです。ここで紹介したことを意識して仕事に臨んでみて下さい。
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