ブレインストーミングはアイデアを創出するために考案されたアイデア発想法の一つです。普通の会議とは違い、アイデア創出のための4つの決まりごとがあり、それに則って進められていきますが、通常のブレインストーミングは参加メンバーが顔を合わせ、会議室で行われます。
そのため、会議進行中は出されたアイデアをホワイトボードなどに書き出し、結論を決めていきます。ここではブレインストーミングの結果を共有する方法を紹介したいと思います。
マインドマップ作成ツールを使う
ブレインストーミングはアイデア創出のために、よく使われる手法です。通常ならホワイトボードや模造紙などを使い、直にアイデアを書き込んだり、付箋を貼りつけたりしてアイデアの広がりを記録していきますが、そうするとブレインストーミングの結果は会議の内容を記録したホワイトボードや模造紙に書かれたものだけになります。
それを記録するには写真で撮影するか、手書きでノートやレポート用紙に清書するしかないため、結果を共有しようとすると紙ベースでのものになってしまいます。議事録作成者がワードやエクセルを駆使してホワイトボードの様子を再現するのは、ブレインストーミングの性質上、だいぶ労力が必要になるでしょう。
ブレインストーミングはメジャーな手法なので、今では様々なブレインストーミング支援ツールが登場しています。特にブレインストーミング方式の会議にも使えるマインドマップ作成ツールは複数あるので、ホワイトボードの代わりにこれらを使いながらブレインストーミングを行えば簡単にマインドマップを作成できますし、それをデータ化すれば結果の共有も容易になるでしょう。
クラウドアプリケーションを使う
ブレインストーミングは会議方式の一つですが、その場にいない人でもクラウドアプリケーションを利用すれば参加できます。マインドマップ作成ツールの中にはチャット機能がついているものもあり、参加者が同じ場所にいなくても同じツールを使いながら、ミーティングを進めていくことができるようになっているのです。
また会議室で顔を合わせていると、停滞する時間もありますし発言しにくい雰囲気になることもありますが、オンライン上での発言になると会議室の空気を気にする必要はなくなるというメリットもあります。
クラウドアプリケーションはクラウドサービスなので、端末に専用のソフトが入っていなくてもサーバーにアクセスすることができれば、データの共有が可能という点でも便利なサービスです。
以上、ブレインストーミングの結果を共有する方法を紹介してきました。環境にあったブレインストーミング支援ツールを使用しながら会議を行うと、議事録作成の労力も減りますし、結果のデータ共有も簡単になるでしょう。
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