仕事をするということをどのようにとられるかは人によって異なりますが、仕事を課題解決の連続と捉えるのも一つの考え方です。課題を一つ一つクリアしていくことが仕事であると考えた場合、働くということは課題解決法の発見ということになります。課題の解決法を発見することが仕事の本質であり、解決能力が高い人ほど仕事ができるということになるでしょう。
仕事での課題解決が仕事能力であるとすれば、発見した課題に対してどのように対処するのかという対処法の発見が仕事の改善につながるのです。今回は、仕事の上で課題を発見したときの解決までの対処法について解決します。
1. 原因を見つける
課題を解決するためには原因を発見する必要があります。原因を知ることで課題の本質的な部分が明らかになり、解決方法を掴むきっかけになるでしょう。原因を知るための方法はその課題ごとに異なります。
調査や分析によって明らかになる原因もあれば、演繹法によって原因を推定することが有効なケースもあります。その原因によって最適なアプローチ方法は異なるので、複数のアプローチを試し、最も効果のありそうな方法を用いて、詳しく原因を探っていくことが重要です。
2. 解決方法を考える
原因が明らかになったら、その原因にどのように対処すれば課題をクリアできるのかを考えます。課題の解決方法を探るためには、原因をもとに分析し、最適な方法を探っていく必要があるでしょう。
原因を根本から解決する手段が見つかれば課題となっている問題は根本から解決されることになりますが、観察されている結果だけをクリアするような対処療法的な解決方法では、本当の意味での課題解決は実現しません。表面的な問題だけにとらわれず、課題の根本原因を正しく認識してから、最適な解決方法は何なのかを考える必要があります。
3. 手順を考える
原因と解決方法がわかったら、最後のプロセスとして解決方法を現実化させるための手順を考えなくてはいけません。どんなに素晴らしい解決方法を思いついたとしても、それが現実に実行できなければ何の意味もありません。課題の解決方法を実現するためには何が必要でどのような作業を行わなければいけないのかを考え、どのような順番で進めていくのかを決めていく必要があります。
必要な作業と順番定まれば、それが課題解決までの手順になります。後は手順に沿って作業を進めていけば、計画通りに課題をクリアすることができるでしょう。
発見した課題を解決する対処法の基本は、課題を発生させている原因を取り除くことに他なりません。その原因が単純なものであれば解決方法もシンプルなもになりますが、複数の要因が絡み合う複雑なものであった場合は、いくつかの手段を用いて要因を一つ一つ取り除いていく必要があります。
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