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引き継ぎの時間は必ず取ろう!段取りよく仕事を辞めるための手順

uedazyunpei

2014/05/04(最終更新日:2014/05/04)


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by paul bica
 仕事を辞める際には、様々なことが必要となります。後任への引き継ぎや得意先への挨拶など、すべきことは沢山ありますし、しかも年度末などの忙しい時期と重なるようなことになれば、十分にこなせないままで終わることも考えられます。そこで前持って辞める前にすべきことの段取りを組んでおく必要があります。その手順とは、どのようなものなのでしょうか。

1. 引き継ぎと取引先への挨拶は同時に

 仕事を辞めるに当たっては、まず後任への引き継ぎ作業が必要になります。そして同時に取引先の担当者にその旨伝えて、後任との顔合わせも必要です。そこで用事があって担当者と合う時には、後任の者と一緒に向かうようにします。そのために後任の者のスケジュールと自分のスケジュールを合わせる必要があるため、前持って各取引先へ足を運べる時間調整をしておくことが必要です。

2. 引き継ぎ作業

 一番時間がかかるのが、後任への仕事の引き継ぎです。仕事を辞めるとなると、その後もスムーズに仕事が進むようにしっかりと後任に引き継ぎを行っておかなければなりません。そのために、まず渡すべき資料は全て揃っているか、引き継ぎの仕事を教える順序はどう組むかなどの段取りを組む必要があります。

 それも普段の仕事をこなしながらの作業となるので、自分と後任の者との空き時間の擦り合わせも必要になります。事前にスケジュールの確認をして、どの時間帯にどれくらい時間を取れるのかを把握しておく必要があります。

 極力仕事内容をマニュアル化しておいて、調べればわかるような形にしておけば一通り全て口頭で説明せずとも済むようになります。そのために、普段から自分の仕事の手順をマニュアルにしておくことも大切になってきます。もちろん自分自身が普段仕事を進める上でも役立つものですから、決して無駄なことではありません。

3. 私物の整理

 案外と後回しになって後でばたばたとするのが、私物の整理です。気がつけば引き出しやロッカーに私物がかなり増えているということもあるかと思います。まとめてみるとかなりの量になっている場合もありますから、それらをまとめてダンボールに入れて配送するのか、それとも少しずつ持ち帰るのかを決めておくことが大切です。仕事の合間に忘れずに取り組んでおきたい事です。

まとめ

 仕事を辞めるとなると、それまでの期限も決まっていますし、引き継ぎ作業というものは案外と時間がかかるものです。すべきことのリストアップと、それにかかる時間から逆算して、一日に必要な時間を確保しておくことも大事です。

 最終日ぎりぎりになって慌てることのないように段取りを組んでおきましょう。また、辞めた後も滞りなく仕事が進むように引き継ぎを行うことは重要な義務であるため、取りこぼしのないように意識することも大切です。

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