「掃除上手は仕事が出来る」「掃除上手は成功する」などと聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。掃除というのは、もちろん清掃業として仕事になってもいるものですが、どちらかというと家事というイメージが強いものです。ではなぜそんな掃除がうまいと、仕事へよい影響があると言われるのでしょうか?
1.掃除上手は整頓上手
掃除上手というのはただ単に部屋からごみをなくすのがうまい人というわけではありません。部屋が散らかったまま掃除するのは効率が悪いですから、掃除をするにはまず部屋を整理する必要があります。
そうして整理した後なら、邪魔なものがないので掃除もスムーズに済ませることができるし、掃除できる範囲自体も広くなります。このような整頓から掃除への流れをてきぱきできる掃除上手な人は、つまり計画性があるということです。まずどこから何を片付け、何をどこにしまい、どの段階から掃除を始めるかという仕事の流れが明確にイメージできていないと上手な掃除はできません。
これを仕事に当てはめれば、どの仕事をどう進めていくかを明確にイメージし、そのイメージに沿って実際に仕事を進めていけるということになります。
2. 掃除上手は断捨離上手
いわゆる「汚部屋」の住民というのは、不要なものでも「いつか使うのではないか」と考えて捨てられない人が多いようです。逆に、掃除上手な人は、いるものといらないものを明確に分け、いらないものに執着せずに捨てることができます。
これも仕事に当てはめると、例えば情報を集めるとして掃除上手な人は、何が必要な情報で、何が不要な情報かの見極めがうまく、不要な情報は断ち、要らなくなった情報は廃棄するので、非常に絞り込まれた有効な情報収集ができます。
その結果、情報が散らかって不要な情報に惑わされることなく、正しい判断をすばやく下すことができるようになります。
こうして見ていくと、なぜ掃除上手だと仕事ができると言われるかが具体的にイメージできたと思います。掃除上手への第一歩として、まずは机の上の掃除から始めてみてはどうでしょうか?
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