女性の憧れの仕事の代表格ともいえるアナウンサー。しかし、放送業界への入社希望者は増加するばかりで、中でもアナウンサーの採用試験の倍率は1000倍以上ともいわれています。以前は、大学を出たばかりで、なんの経験もない素人のような若者を時間をかけて育てていく放送局もありましたが、今は即戦力を求める時代。大学在学中に、アナウンサー養成学校などで、ある程度勉強し、キャスター経験のある人材が採用されやすい傾向にあります。
それは、どんな企業でも同じことが言えます。どんなに豊富な経験と知識があったとしても、それを面接試験で表現できなければ、合格することはまず不可能です。故に、アナウンサー業界の面接の練習方法から、企業の面接に合格する方法を学んでいきましょう。
1.身だしなみに気をつける
アナウンサー業界は言うまでもなく、一般の会社を受験する場合ももちろん見た目がかなり重要視されます。見た目とは、容姿だけではなく、その人が醸し出す雰囲気や、しぐさ、目線、笑顔など、すべての要素が大事です。
ですから、普段から、鏡の前で、自分を客観的に見る練習が大切です。特に、目線が、キョロキョロしたり、下ばかり見ていないか注意しましょう。意識せずに、自然に笑顔が出るように口角を上げる練習もしてみましょう。
2.滑舌良く話す訓練をする
アナウンサー試験では、短いニュース原稿を渡されて、数分間、各自で練習した後に、そのニュースを面接官の前で読み、さらに、自分なりのニュースから受けた感想も話す、という業界ならではの試験があります。
普通の企業ではそのようなことはありませんが、しっかりと滑舌良く話す訓練をすることで面接官に良い印象を与えることができます。とにかく場数を踏むことで、自分の経験を増やしていくようにしましょう。
3.この会社で何をしたいのかを言えるようにする
放送業界には、NHK、TBS、日本テレビ、テレビ朝日など、いろいろな放送局があります。たとえば、日本テレビの面接試験で「どうして、TBSではなく当社を選んだのですか?」と聞かれて、答えられないようではまず合格しません。
それと同じように、企業に何故我が社を選んだのかを問われた時に答えられなければ、絶対に合格することはできません。しっかりとした自分の考えを持つことが大切になってきます。
以上アナウンサー業界から面接の練習法を紹介しましたが、やはり自分をアピールできる何かをもつことが一番重要です。これだけは誰にも負けないという意気込みを、面接でいかに表現できるかが鍵となるので、一生懸命練習して目当ての企業の面接に合格しましょう。
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