仕事は、多くの人が生きていく上で欠かせない社会活動の一つです。社会活動は人と人との関わり合いなので、そこには必ず人間関係の諸問題が発生してしまいます。特に仕事においては、家族と過ごす時間よりも多い時間を共にする場合もありますから、その分多くのトラブルも起こりがちです。
だからこそ、あらかじめどんなトラブルが起こりやすいのかを考えておくだけでも大きな違いがあります。では、仕事の人間関係においてどのようなトラブルが起こりやすいのでしょうか。
プライドがトラブルを引き起こす
仕事をしている人の中には、目標や希望をもって仕事をしている人も多くいます。その希望は、時として野望に変わります。特に仕事が出来るようになってくると、自分の力を過信しがちなのであたかも全てが自分の思う通りになると勘違いしてしまう人もいます。そこまではいかなくても、自分は他の社員とはレベルが違うと考える人がいるかもしれません。
そのような人は、仕事が順調な時はまだ良いですが、少しでも歯車が狂ってくると周りの社員が足を引っ張るかのように考えてしまいがちです。関わる社員が多ければ多いほど、同じように考えている人が増える可能性があります。そうすると、プライドの張り合いで、どっちの肩を持つかという小さな争いに巻き込まれてしまうこともあるでしょう。
しかもこのパターンの場合、張り合っている相手に何かミスがあれば、必要以上にそれを追究するため仕事に集中できなくなってしまいます。このような場合はどちらつかずの態度を取る事が一番賢明ですが、そうなるとどれだけ目をつけられずに適当に合わせながら仕事をしなければいけないので、余計に疲れてしまいます。
上司とのトラブル
これはよくありがちな話ですが、あまり能力がない上司ほど自分よりも能力が高い能力を思った部下を持つと、その芽を潰す事に意欲を費やしがちです。しかも、上司を含めた上層部が皆、社長までそのような体質の会社もあります。
当然、社長までその状態であれば自分の正当性を保証しようとしても成功しません。出る杭は打たれるからです。会社に留まるには、上司よりも能力を出してはならないのです。正しい事が通らない世界に居続ける事は、まじめな人であればあるほどストレスにしかならないので他の選択肢を考えたほうが良いかも知れません。
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