ビジネスシーンにおいて相手に考えを伝える能力は重要です。そんなときにロジカルシンキングの能力が身についていれば、スマートに自分の主張を相手に伝えることができます。ここでば、ロジカルシンキングの手法の一つである「三角ロジック」について紹介してゆきます。
三角ロジックとは
三角ロジックは、「主張」「事実(データ)」「理由付け」の3つを頂点としたファクターが三角形を構成する考え方のことです。
主張は、伝えたいことつまり説得したい内容です。事実(データ)は客観的な情報のこと、理由付けは事実(データ)を踏まえたなんらかの意味合い・判断のことです。事実(データ)と理由付けをまとめて「根拠」と言うこともあります。
主張に説得力を持たせたいならば根拠を示しましょう。逆に根拠を述べたなら、結論(三角ロジックで言うと主張の部分)まで述べましょう。というのが、三角ロジックの基本的な考え方です。
三角ロジックの使い方
例えば、あなたは、化粧品会社の企画部に所属していて、新たな企画を求められて、女性向け化粧品を扱っている会社で男性向け化粧品の考えているとします。会社で男性向け化粧品を商品化しようとするとき、なぜ男性向け化粧品を売り出したいのかと問われた時、「勘です」なんて答えたら誰もとりあってはくれないでしょう。
つまり、主張したいことがあるなら根拠が必要です。そこで、あなたは三角ロジックをつかって、「男性向け化粧品はこれから伸びる市場である」「女性向けのみを扱っていても会社が伸び悩む可能性がある」という理由付けとともに市場規模の調査や、今後化粧品を使ってみたい男性のアンケート結果などのデータを添えて主張に説得性を持たせるのです。
上記で説明した三角ロジックを使うことで、ものごとを論理的に考えることができます。これを実践することで自分の伝えたいことをしっかりと相手に伝えることができます。
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