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自分だけの「ルール」を作ってしまう!雑に仕事をこなしてしまう人の意識を改善する方法

Shingo Hirono

2014/04/28(最終更新日:2014/04/28)


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by Roberto Taddeo
 自分で仕事が雑だという自覚があっても、どのように改善したらよいのか判らずに悩む方も多いかと思います。決して手を抜いているわけではないでしょうし、注意深く仕事を進めていると思いつつも、なぜかミスが多かったり成果の具合が思うような形ではなかったりと、納得のいく結果が出せないことに不甲斐ない思いをすることもあるでしょう。雑になってしまう仕事の改善の仕方として、どのような方法があるのでしょうか。

原因を考える

 仕事がどうしても雑になってしまうことには、必ず理由があるはずです。ただ単に「注意力が不足している」や「時間に追われていて」というような漠然としたことが原因だと思っていては、なかなか改善することはできません。具体的な方法で対処できるように、その理由を突き詰めて考える必要があります。

時間を気にする

 たとえば何故か時間に追われる感じがする、急いで片付けないといけないという気持ちが強いとします。当然のことながら、するべき作業を飛ばすなどの時短に走って、仕事が雑になってしまうということが原因として考えられるでしょう。

 ここではっきりさせておきたいことは、急いで仕事をするということは、するべき作業を飛ばすということではありません。そのような事をすれば、後でそのフォローをするために余計に無駄な時間を費やしてしまうことになります。

 たとえどんなに急いでいたとしても、するべき作業はきちんとこなす事が大切。その上で、無駄な動作はないか、作業の進め方に工夫はできないかを考えることが必要になってくるのです。

ひとつひとつの作業をリスト化する

 作業を飛ばさない工夫のひとつとして、するべき作業のリストを作って常に携帯するということが挙げられます。もう同じ仕事は長く続けているので今更、などと思ってはいけません。仕事が雑になっているということは、するべき作業を行っていないということですから、それがきちんと身に付いていないという証拠。分かったつもりにならずに、必ずするべき事のリストを作って、かつ常にそれをチェックしながら仕事を進めることが改善のためには必要です。

確認を怠らない

 よく飛ばしてしまう作業のひとつに、確認作業があります。きちんとできていると思うからという理由で、この確認をせずに次の作業に取り掛かる人もいますが、後々の事を考えるとこの確認作業というものは非常に大事なものです。

 そうは言ってもつい忘れてしまって、という方もいるかもしれません。そんな時は、何か必ず行う動作を決めておくことが大切です。


 以上のように、具体的にこれだけのことを行えば、仕事が雑になることはない、というものを作ることが大切です。そしてそのルールを必ず守って実行することが、改善のためには必要なのだということを、心に留めておきましょう。

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