英語のビジネスレターには、どんな種類や目的のものであれ、全てに決まった書式がある。
フォーマットに乗っ取らないビジネスレターは、読み手にとっても読みづらいため、しっかりと形式覚えておきたい。
本記事では、英語でコンペへの招待状を書く際のマナーについて紹介しよう。
コンペの招待状の 全体の書式 と流れ
コンペの招待状に関するポイントを押さえていこう。
コンペの招待状の書式
コンペ(competition)の招待状は、フォーマルなレターだ。
会社のロゴなどが入った、社用便箋を必ず使用しよう。
全体が1枚に収まるように配置するのが、一般的だ。
コンペの招待状の流れ
フォーマルなビジネスレターと同じように、以下の順に上から書いていく。
「結辞」の部分では、先方の名前が分かる場合は名前を使用したい。
名前が分からない場合はDear Sir / Madamや、役職名 Dear Sales Managerなどを使用しよう。
コンペの招待状の流れ【例】
- 差出人情報(氏名→所属→住所の順。電話番号、E-mailアドレスを加えても良い)
- 日付
- 宛名書き(先方の氏名、所属、住所)
- 敬辞
- 表題(省略可)
- 本文
- 結辞
- 差出人署名
- 差出人氏名(ブロック体で)と所属
コンペの招待状の書き出しと本文
書式や流れが掴めたら、実際にコンペの招待状を書いてみよう。
書き出しと本文を紹介するので、ぜひ参考にしてみてほしい。
コンペの招待状の書き方【書き出し】
コンペの英文招待状の基本的な本文の始まりは以下の通りだ。
コンペの名称のところには、「第◯◯回 世界○○○コンテスト ◯◯◯大会」の様に一切省略の無い正式名称を使う。
名称のあとに、開催期間と場所の具体的情報を続ける。
【例文】コンペの招待状の書き出し
- We would like to invite you to attend(コンペの名称)
- It’s our pleasure to invite you to (コンペの名称)
コンペの招待状の書き方【本文】
書き出しを終えたら、その都度段落を変えながら、以下のことを記載したい。
コンペの招待状の本文に書く内容
- そのコンペティションがどういったものであるのかの簡単な説明
- 参加資格
- 競技のルールないしは審査方法
- 優秀な成果をあげた者に与えられる賞の説明
別紙添付とする場合には、日程の詳細や会場までのアクセス、 協賛企業一覧、 期間中の宿泊可能施設一覧、などの情報を加えることもある。
コンペの招待状の締めくくり
本文も書けたら、次は締めくくりに移りたい。
最後まで、手を抜かずに丁寧に書くことが、ビジネスマナーだ。
コンペの招待状の締めの書き方
本文の最後の段落では、「参加を心待ちにしていること」と「質問があればいつでもどうぞ」の2点を記載しよう。
以下のような2、3文を書いて締めくくる。
コンペの招待状の締め方
- We look forward to seeing you at(コンペの名称)
- If you have any questions, please contact me
「結辞」の部分には、コンペの招待状では通例 Sincerelyが使われる。
手書きの署名の下に、 差出人氏名(個人名でなければ団体名)と肩書(役職名、部署名)を書いて終了だ。
本記事では、コンペの招待状の書き方について紹介してきた。
英語でコンペの招待状を書くことは、あまり慣れないかもしれない。しっかり流れやポイントを掴んで、失礼のないようにしよう。
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