HOMEビジネス コンペの招待状を英語で書く際の基本的なマナーと形式

コンペの招待状を英語で書く際の基本的なマナーと形式

Erika Kinoshita

2018/04/09(最終更新日:2018/04/09)


このエントリーをはてなブックマークに追加

コンペの招待状を英語で書く際の基本的なマナーと形式 1番目の画像

 英語のビジネスレターには、どんな種類や目的のものであれ、全てに決まった書式がある。


 フォーマットに乗っ取らないビジネスレターは、読み手にとっても読みづらいため、しっかりと形式覚えておきたい。

 本記事では、英語でコンペへの招待状を書く際のマナーについて紹介しよう。

コンペの招待状の
全体の書式
と流れ

 コンペの招待状に関するポイントを押さえていこう。

コンペの招待状の書式

 コンペ(competition)の招待状は、フォーマルなレターだ。

 会社のロゴなどが入った、社用便箋を必ず使用しよう。

 全体が1枚に収まるように配置するのが、一般的だ。

コンペの招待状の流れ

 フォーマルなビジネスレターと同じように、以下の順に上から書いていく。

 「結辞」の部分では、先方の名前が分かる場合は名前を使用したい。

 名前が分からない場合はDear Sir / Madamや、役職名 Dear Sales Managerなどを使用しよう。

コンペの招待状の流れ【例】

  • 差出人情報(氏名→所属→住所の順。電話番号、E-mailアドレスを加えても良い)
  • 日付
  • 宛名書き(先方の氏名、所属、住所)
  • 敬辞
  • 表題(省略可)
  • 本文
  • 結辞
  • 差出人署名
  • 差出人氏名(ブロック体で)と所属

コンペの招待状の書き出しと本文

 書式や流れが掴めたら、実際にコンペの招待状を書いてみよう。

 書き出しと本文を紹介するので、ぜひ参考にしてみてほしい。

コンペの招待状の書き方【書き出し】

 コンペの英文招待状の基本的な本文の始まりは以下の通りだ。

 コンペの名称のところには、「第◯◯回 世界○○○コンテスト ◯◯◯大会」の様に一切省略の無い正式名称を使う。

 名称のあとに、開催期間と場所の具体的情報を続ける。

【例文】コンペの招待状の書き出し

  • We would like to invite you to attend(コンペの名称)
  • It’s our pleasure to invite you to (コンペの名称)

 コンペの招待状の書き方【本文】

 書き出しを終えたら、その都度段落を変えながら、以下のことを記載したい。

コンペの招待状の本文に書く内容

  • そのコンペティションがどういったものであるのかの簡単な説明
  • 参加資格
  • 競技のルールないしは審査方法
  • 優秀な成果をあげた者に与えられる賞の説明

 別紙添付とする場合には、日程の詳細や会場までのアクセス、 協賛企業一覧、 期間中の宿泊可能施設一覧、などの情報を加えることもある。

コンペの招待状の締めくくり

 本文も書けたら、次は締めくくりに移りたい。

 最後まで、手を抜かずに丁寧に書くことが、ビジネスマナーだ。

コンペの招待状の締めの書き方

 本文の最後の段落では、「参加を心待ちにしていること」と「質問があればいつでもどうぞ」の2点を記載しよう。

 以下のような2、3文を書いて締めくくる。

コンペの招待状の締め方

  • We look forward to seeing you at(コンペの名称)
  • If you have any questions, please contact me

 「結辞」の部分には、コンペの招待状では通例 Sincerelyが使われる。

 手書きの署名の下に、   差出人氏名(個人名でなければ団体名)と肩書(役職名、部署名)を書いて終了だ。



 本記事では、コンペの招待状の書き方について紹介してきた。

 英語でコンペの招待状を書くことは、あまり慣れないかもしれない。しっかり流れやポイントを掴んで、失礼のないようにしよう。

 本記事を参考にぜひ書いてみてほしい。

hatenaはてブ


この記事の関連キーワード