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「真面目でおとなしい」は損してる!仕事で積極性を示すための3ステップ

Shingo Hirono

2018/09/03(最終更新日:2018/09/03)


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by aldenjewell

 「真面目」というのは上司や取引先、同僚から信頼を得やすい「美徳」です。大いに誇っていいでしょう。また「おとなしい」というのも、社会人にとって決してマイナスの要素ではありません。「いつも静かにしているが、仕事はきっちりこなす」というのは、高い評価をを得ることができるのです。

 ただ、その性格のために消極的になってしまうのは、決して好ましいことではありません。真面目でおとなしい人が仕事で積極性を示すための「3つのステップ」を紹介します。

ステップ1:上司、先輩への自発的な「相談」

 まずは身近なコミュニケーションの中で積極性を示しましょう。それは、上司や先輩に対する「相談」です。いわゆる「報連相」の中で軽視されがちな相談ですが、これが積極性を示すのに有効な方法なのです。相談は相手から求められてするのではなく、あくまでも自主的に行うコミュニケーション。ですから、これを行うことによって、積極性をアピールできるでしょう。

 仕事をしていれば「これはどうしたらいいだろう」と思うことは必ず出てきます。そのうち、自分で判断するのに躊躇するような案件があったら、上司や先輩に相談しましょう。普段が真面目でおとなしい人なら、その1つの相談でも、相手は「積極的だな」と感じるはず。自分の仕事のためにも有用ですし、自信も掴めるでしょう。

ステップ2:会議・ミーティングでの「1度の質問」

 真面目でおとなしい性格の人の多くが苦手としているのが、人前で意見を発表する会議やミーティングでしょう。おそらく、「会議中、ひと言も発言しなかった」ということになりがちなのではないでしょうか。

 「積極的に発言しよう」と思っても、なかなか発言できないでしょう。そこで、「会議中1度、発言する」という課題を自分に与えるのです。会議をじっくり聴いていれば、何かしらの意見や疑問は浮かぶでしょう。

 ただ、「意見を述べる」というのは、低くないハードルかもしれません。おすすめは「質問」。他の人の発言や、会議の流れの中で疑問に感じたことを質問するのです。こちらの方がハードルは低いはず。「1度の質問」を目標にすれば、クリアすることもむずかしくないでしょう。その1度で積極性を示すことは十分できますし、1つのハードルをクリアすることで、積極性は自然に増していくはずです。

ステップ3:小さな提案書

 もう一段階、ステップアップするために、「小さな提案書」の提出をおすすめします。最初から大きなテーマを考える必要はありません。仕事に関する身近なテーマを見つけて、「ここをこう改善すると、セクション内のチームワークが高まります」や「この機器を導入すると、部署内の作業効率は格段にアップします」といった内容でいいのです。思いついたら、予算などの調査をした上で、ペーパーにして上司に提出しましょう。それをきっかけに、積極性は確実にアップするはずです。

 「真面目でおとなしい、しかも積極的に仕事に取り組む」、これはほとんど理想的な組織人です。まずは、ステップ1から始めてみてはいかがでしょうか。


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