いつまでも仕事をしていて時間通りに終わらせることが出ない人というのは、どこの職場にも一人くらいはいるものです。仕事に時間がかかってしまうのは何か理由があるのかもしれませんが、それが毎回続いているようでは周囲からの信頼を失うことに繋がるでしょう。
仕事が時間通りに終わらない人は、どのような点を改善すれば、より良い仕事ができるようになるのでしょうか。今回は、仕事が時間通りに終わらない人が変えるべき習慣について解説します。
計画を立てずに仕事をする
時間を守って仕事を終わらせるためには、仕事全体に対して意識を配らなくてはいけません。仕事が全体でどのくらいの規模なのかといった基本的なことも確かめずに、ただ目の前にある仕事から手を付けているようでは、時間になっても仕事が終わらずに泣きを見る羽目になってしまいます。
仕事を時間通りに終わらせるコツは、仕事に取り掛かる前にまず仕事全体の規模がどれくらいなのかを確認し、どのようなスケジュールで仕事を進めれば時間通りに完成させられるのかを考えることです。
仕事全体の規模を確かめずに仕事を進めている状態は、目的地までの距離も把握せずに出発しているのと同じ状態です。仕事が終わらないだけでなく、トラブルの原因にもなってしまうので、仕事を始めるまでに必ず仕事全体をとらえて計画を立ててください。
思い込みで仕事をする
初めての作業や手順のわからない作業に対する正しい対処法は、仕事のやり方を確認してから仕事に取り掛かることです。わからないことがあったら確認する、というのは仕事をする上で最も基本的なルールですが、仕事が時間通りに終わらない人というのはこのルールを守らずに、自分の思い込みだけで行動してしまうことがあります。
思い込みで行動することは、誤解や誤認を招く要因であるだけではなく、トラブルを起こす原因でもあります。重要な仕事を思い込みで作業してしまった場合、思い込みが間違ったものだった時はやり直さなければいけなくなってしまい、時間通りに仕事を完了させることができなくなってしまうでしょう。
たった一言確認するだけで、トラブルの確率は大きく下がります。思い込みで仕事をしているという事は、仕事そのものを軽く見ている証拠です。余計なトラブルで貴重な仕事時間を無駄にしてしまわないためにも、思い込みで仕事をすることはやめ、わからないことは必ず確認を取るようにしましょう。
仕事の質を追求するのは良いことですが、質を追求するあまりに時間内に完成させられないようでは、仕事に対する姿勢を疑われてしまいます。普段の習慣をわずかに変えるだけで、時間管理に対する意識は大きく向上するでしょう。まずは自分の仕事ぶりを見つめ直し、何か問題点はないかということを頭に入れて、問題点の洗い出しを行うことから始めてください。
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