自分は仕事を片付けるのが人より遅いと思っていて、そのことが悔しいという人は、向上心がある証拠です。向上心が無ければ、人と比べて自らを悲観することもないでしょう。向上心さえあれば、あとは自己分析して改善ポイントを探るというスタートラインに立てます。ここでは、その向上心を次のステップに活かすために必要な改善策をご紹介していきます。
仕事のどの部分が片付けるのが遅いのか
まずは仕事のどの部分が遅いのかということを、自己分析してみてください。仕事にはさまざまな過程があります。その過程の中で、自分は何が遅いのかをつぶさに分析してみることです。
ミスが多いのか、人より時間がかかるのか、判断が必要なときに頭が回らないのか、記憶しておけないのかなどいったことが見つかるでしょう。自分は一体、仕事のどの部分が遅いのでしょうか。各セグメントに分類分けすることができたら、後はそこに注目してPDCAを回していくだけです。
ミスをする原因を探る
仕事が遅いことを気にしていると早くこなそうとすると、つい些細なミスが頻発しやすくなります。ミスがあるとその仕事をやり直すことになり、パフォーマンス効率が落ちます。
そこで、時間的に急ぐことを重視するのではなく、とりあえずミスが無いことだけを重視するように落ち着いてキッチリ仕事します。速さも重要ですが、まずは正確さを求めたほうが長期的に見た時に全体の効率は良くなります。
準備が整わないと手を付けられない
中には、全ての準備が整っていないと仕事に取り掛かれないという人がいます。材料や資料によって異なりますが、その仕事に必要なものが揃うまで待っているわけです。効率を追求するのであれば、その待っている時間は無くすべき時間です。
全てが揃っていなくても、手が付けられる部分から先に手をつけるようにすれば全体として時間短縮になります。不明瞭な部分があると他の手直しが発生する可能性が高いからです。
仕事が遅いと言えるということは、誰かと比較しているということでもあります。ここで気を付けておきたいのが、比較する相手を間違っていていたずらに悲観しているだけという場合もあるということです。新卒の人が10年社員と比較してそこまで悲観することはありませんが、そこさえも超えてやるという向上心を持つことはとても重要な事です。
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