仕事の量がいつもよりも多いと思う時は、つい焦りがちになるでしょう。焦って、とにかく何でもよいので手をつけるのは、あまり良い方法ではありません。それは、先にこなしておくべき仕事を後に回してしまうなど、かえって混乱を招く結果にもなりかねないからです。
かといって、あまりにも量が多いと、どこから手をつければよいのか分からなかったり、段取りを組むにも全体像が見えないため、どう取り組めば良いかわからないという事態にもなるでしょう。そのような場合、どのように対処したら良いのでしょうか。
まずは次の工程があるものを先に済ませる
仕事には流れがあり、順番にこなしていかないと次の作業に進めないものがあります。まずはそのような、次の工程が分かっているものを先にこなしてしまいます。手っ取り早く手をつけられるものから進めたいところですが、単発で終わるようなものは後に回します。
必要な情報があれば先に問い合わせをしておく
同様に、仕事を進める上で不明な点があるために取り掛かることができないようなものがあります。そのような不明点は先に明確にしておく必要があるでしょう。後になって問い合わせしようとした時に、担当者がつかまらずに仕事を進めることができず、空き時間を作ってしまうような事態は避けなければなりません。まず問い合わせることがあれば、先に済ませておきましょう。
終わった仕事にはバツ印をつける
仕事の量が多い時というのは、心理的な余裕も必要になります。なかなか捗らないという焦りばかりが募っていくと、気持ちにも余裕がなくなってしまい、段取りも悪くなってしまいます。
ですから、確実に仕事が減っていると実感できるように、終えた仕事はリストにバツ印をつけるなどして、一目でわかるようにするのも仕事を捗らせるコツです。残りがあと少しとなれば、俄然やる気も出てくるでしょう。
仕事の量が多い時は、どうしても焦りが先に出てしまいがちですが、そのような時こそ何を先に済ませるべきかを把握しておくことが必要です。いかに早く終えることができるかは、段取り次第と言えるでしょう。
そして、そのような冷静な判断を下せるように気持ちの余裕も必要になります。余裕が出てくるように工夫することもまた、大切なことです。
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