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【灯台下暗し】仕事の無駄をなくす「業務改善」のアイデアは身近に潜んでいる!

Shingo Hirono

2014/04/27(最終更新日:2014/04/27)


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by a.k.a. Pedestrian Photographer
 仕事全体の質を高めるために乗用な作業が「業務改善」です。仕事の無駄を見つけ出してより容易やり方に変えていくことで業務改善は達成されますが、なかなか無駄なポイントを発見することは難しく、業務改善を実現するのは簡単なことではありません。

 業務改善のためのポイントを発見するためにはどうすればいいのでしょうか。今回は、仕事の無駄をなくす「業務改善」のアイデアの見つけ方を紹介します。

最低限の作業工程を確認する

 仕事の無駄とは、作業工程の中で省いても影響のない部分のことです。仕事をするうえで絶対に外せない最低限の作業工程を作成することで仕事の無駄な部分が明確になり、業務改善に役立てることが可能になります。

 ただし、必要最低限の工程には入っていなくても必要な工程はあるので、なんでも省いてしまっていいというわけではありません。作業工程を見直すときは絶対に外せない工程、仕事の質を高める工程、省いても構わない工程と色分けしてチェックし、どの部分が仕事の無駄なのかを確認してください。

 例えば、書類を清書するという作業は絶対に必要な作業ではありませんが、仕事の質を高めわかりやすくするという効果のある工程です。この工程は省いてもいい場合もあれば絶対に省いてはいけない場合もあります。業務改善の結果、仕事の質が低下してしまっては意味がありません。必要とされるクオリティを保ちつつ仕事の無駄を省くのが、本当の意味での業務改善になります。

時間を計る

 作業ごとにかかる時間を計測し、他に比べて明らかに長い部分があれば、そこに改善の余地がある可能性が高いということになります。作業の内容により必要な時間が異なりますからその点の配慮は必要になりますが、作業時間は業務改善の基本的なポイント。わずかな時間の短縮を積み重ねていくことで、大きく業務効率は変わっていくので、わずかな無駄も見逃さないように細かくチェックしてください。

 ストップウォッチを使って現場で測定するのもいいですが、作業の様子をビデオで撮影しておくと、メンバー全員で改善のアイデアを出し合うことができるようになります。

配置を見直す

 業務がしやすいように設備や道具を配置することで、設備や道具を取りに行く時間や探す時間を削ることができます。配置を見直す作業は業務の効率を改善すると同時に、仕事をする本人の肉体的な負担を減らすことにもつながるでしょう。

 仕事がしやすいように道具や設備が配置されていれば、取りに行く手間が省けて疲労が少なくなり、道具が見つからないことのストレスを軽減することができます。



 業務改善のきっかけは、仕事のいたるところにあります。アイデアさえあれば、わずかなコストで大きく業務を改善することが可能になります。仕事をするときは常に改善という意識を念頭に置き、業務改善に生かせるようなアイデアはないか考えておきましょう。

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