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簡単・お手軽・おいしい!独身の味方のインスタントラーメンがヒット商品になった開発秘話

Yuta-Hoshi

2014/04/27(最終更新日:2014/04/27)


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by Konstantin Leonov
 おそらく、食べたことない人はいないのではないでしょうか?インスタントラーメン。戦後の日本、あまり食生活が豊かでなかった頃、お腹をすかせた人達がいました。それを見た会社の創業者は、そんな、お腹をすかせた人達のために、手軽に食べれて栄養のあるものという目的でその商品の開発に着手したのです。

当時、手軽に食べられて栄養のあるものはなかった

 当時、手軽に栄養をとることができた食べられたものはさつまいもやパンなどでした。そこで、創業者が思いついたのは、鶏肉をベースにして簡単に食べることができる麺でした。麺を打ち、鶏肉のスープをその上からかけ、その麺にしみ込ませます。そんな試行錯誤錯誤をしている間に5年の月日が経ちます。なんとか9割くらいは、うまくいったのですが最後の詰めが技術的に見つからなかったのです。

世界初のインスタントラーメンの誕生

 最後の詰め。それは、いかに保存するかということでした。

 一日、天日に乾かし水気をとったり、思いつくことは、なんでもやったそうです。全財産を投げ売り、腹をすかせた人達のためにと思ってやったことが、単なる道楽だったのか。そう、悩んでもいました。そんな中で、自宅に帰ると、奥さんが天ぷらをあげていたそうです。「これだ!」と思い、作りかけの麺を油なベに入れると、水分が効率よくとんでいい具合に固まったのです。

 鶏肉のスープをベースにしてあるので栄養たっぷりの麺、お湯をかけて3分待つと湯気があがりチキンスープの香り、たべると最高に美味しい!
チキンラーメンの誕生です。

 しかし、うどんが1玉9円の時代で1袋35円のラーメンです。当然これを取り扱ってくれるお店はありませんでした。

でも、ついに売れた!

 値段は高かったものの、そのラーメンに自信と誇りを持ち、無理やり何軒かの店に置いていきました。暫くすると、追加注文の電話。それは、腹をすかせた人達のために、栄養のあるものを食べさせてあげたいが叶った瞬間でした。その後、間髪いれず、鍋すらいらない、カップヌードルの開発。これがまた爆発的に売れます。現在は、宇宙食にまでこのインスタント技術が使われているそうです。


 失敗は成功のもと。という言葉があるように、どんな挑戦においても失敗や成功があると思われるかもしれません。しかし、研究者にとってはすべてがデータとなるので失敗はないとある研究者が話していました。重要なのは、どれだけあなたのマインドが強いか。さあ、あなたも一歩踏み出してみませんか。

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