仕事をこなすのが遅い人が「スピード感」を持って仕事をするには、どうしたら良いのでしょうか。決して手を抜いているわけではないのに、どうしても時間がかかってしまって悩んでいるという人もいるでしょう。
中には、「自分は何をやるにも遅いので、もうどうにもならない」と諦めてしまっている人もいるのではないでしょうか。そこで、どんな人でも実践できる2つのポイントをまとめてみました。
「自分は仕事が遅い」という自覚をしっかり持つこと
そんな当たり前のことを、と思われるかも知れませんが、とても重要なポイントになります。なぜなら、遅いという自覚のない人や、遅くても仕方がないと思っている人は、そもそも「スピード感を持って仕事をしよう」という意識自体が欠落しているのです。
そういう人は大抵、どれだけ続けていても殆ど伸びないもの。ですから、もしあなたが「自分は他の人より仕事が遅い」という認識を持って悩んでいるのなら、少なくとも無自覚に仕事の遅い人よりはよっぽど有望と言えるでしょう。
「まだ慣れていないから」「この仕事は苦手だから」など、仕事が遅いことに言い訳をしてはいけません。現状の自分をしっかりと見つめてください。「遅い」ということに危機感を持って、「もっと早く仕事をこなせるようになりたい」「スピード感を持って仕事をしたい」と意識し続けながら真剣に仕事に取り組んでください。そうすれば、少しずつ上達していくはずです。
目標を決めること
あなたが「自分は仕事をこなすのが遅い」と思ったきっかけは何でしょうか?それはおそらく、あなたの周りにあなたよりも素早く仕事をこなす人がいたからか、そうでないとすれば、上司や先輩に「遅い」と叱られてしまったからでしょう。
前者であれば、その基準となった人を目標にすれば良いですし、そういった人物がいない場合には先輩や上司にどのくらいの時間で終わらせるようにすればいいのか伺って、目標とするのも良いでしょう。
自分と同じ仕事をしている人がいるのなら、その人をよく観察して、動きを真似るようにします。どこかにあなたの動きと違うところがあるはず。どうしても分からない場合は自分のどこが悪いか聞いてみるのも良いかもしれません。余計なことはせず、必要最低限のことを順序良くこなしていくようにすれば、自ずと作業速度は上がっていくでしょう。
また、時間を意識して仕事に望むことも大切。時計を見る習慣をつけましょう。「今日は○○をするのに××分かかった」ということを毎日確認するのです。「明日は△△分で終わらせるぞ」と目標を決めるのも良いですし、単純に「今日より早くなるように頑張ろう」でも良いと思います。
仕事をこなすのが遅い人が「スピード感」を持って仕事をするためには、自分の現状をしっかりと把握し、どうしたら早くなるかを考えることが大切です。自分の仕事の遅さを謙虚に受け止め、焦らず地道に努力を続けましょう。
もしかしたら、そんなあなたの姿勢を買ってくれる人が出てくるかもしれません。自分を卑下せず、前向きに仕事に取り組んでいきましょう。また、自分の仕事が遅いことで迷惑をかけている人にはしっかりと謝罪し、フォローしてもらった場合にはきちんと感謝の気持ちを伝えることも大切です。
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