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企画の内容が100%理解される!企画書の作成における「チャート」の有用性

Shingo Hirono

2014/04/24(最終更新日:2014/04/24)


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by flatworldsedge
 企画書をわかりやすく魅力的なものにしてくれるのが「チャート」です。チャートを用いることで企画書のビジュアルレベルを引き上げる効果が生まれ、企画書に対する関心を高めることができます。

 チャートを効果的に用いれば、複雑な内容をシンプルな形で示すことができるようになり、論理構成を直感で理解できる形で提示できるでしょう。今回は、企画書の作成における「チャート」の有用性について解説します。

チャートとは何か

 企画書におけるチャートとは、論理構成をイラストや図、グラフを用いて表現したものを指します。数値表現やデータ分析だけでなく、論理構成や企画の概要を示す際にもチャートは用いられており、複雑な内容をビジュアル的に表現することで、誰でもわかりやすく理解しやすい企画書が出来上がるのです。

 一般的に知られているチャートには円グラフや棒グラフなどのグラフ類、ロジックツリ-やフローチャートなどの論理構成ツリー、二次元マップや四分割マトリクスなどの平面分布図などがあります。

 どのチャートを用いるのかは、表現したい内容によって異なります。適切なチャートを選ばなければ伝えたいことを正しく表現することができないため、各チャートの特徴を知って最適のものを選択する必要があるでしょう。

チャートを利用するメリット

 チャートを利用することで、文字表現だけでは伝わりにくい企画内容をわかりやすく伝えることが可能になります。特に数値に関しては、文字表現だけでは数字の大小を一目で掴むことができず、理解に時間がかかってしまうでしょう。

 そんな時はチャートの中でも数字データの扱いに向いているグラフを利用すれば、数字の大小をビジュアル的に表現することが可能になり、一目見ただけで直感的に数字の意味を掴めます。

 論理構成を解説する時にも、チャートは効果を発揮します。論理構成は、取り扱う全体量が増えてくると論理同士の関係性が分かりにくくなってしまい、読む人が誤解してしまう恐れがあります。そんな時はツリー型のチャートを利用すれば、論理同士のつながりや関係性を正しく理解できるようになり、誤解なく正確な形で理解してもらうことができるはずです。

チャートを活かして企画書を作る

 チャートは企画書の様々な場面で利用できる手法です。企画書の目次にチャートを導入すれば、企画全体の流れをビジュアル的にわかりやすく表現することが可能になり、目を通した人の読もうとする気持ち引き出して興味を引き付けることができるでしょう。

 全体の論理構成をチャートで表現すれば、企画がどのような構成で成り立っているのかを正確に理解できるようになります。メリットやデメリットだけでなく、企画におけるに要素ごとの関係性もチャートを用いれば表現可能になり、企画全体の構成をわかりやすい形で提示することができるはずです。



 チャートは企画書の質を高めるツールであり、理解を促す効果を発揮します。複雑で理解しにくい企画でも、チャートを活用すればわかりやすく企画書にまとめることができます。チャートごとの特性や使い方を理解して、企画書の作成に役立ててください。

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