プロモーション戦略は、マーケティングミックスの構成要素として欠かせないものです。プロモーション戦略は、広告、PR、販売促進、店頭プロモーションなど、様々なものがあるため、マーケティングの代名詞のように考える人も多い戦略です。では企業がプロモーション戦略を考える重要性はどこにあるのでしょう。
認知から満足までのすべての段階に関わる
プロモーション戦略は、その商品やサービスの認知→関心→検討→購買という一連の流れにすべて必要となります。認知させるだけでは購買につながらず、購買させるだけのいわゆる「売らんかな」ではリピーター獲得につながりません。プロモーション戦略は、潜在顧客から現在の顧客、離れていった顧客全てに対して必要となります。
消費者行動の変化に対応する必要がある
プロモーション戦略が重要であるもう一つの理由に、「消費者行動の変化」を挙げることができます。これまでの消費者行動はAIDMAモデルと言われる考え方が一般的でした。AIDMAとは、消費者は「Attention(注意)→Interest(関心)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(行動)」という段階を経て、購買するという考え方です。
しかし、そこに入ってきたのがインターネットを通したリアルタイムな口コミです。そしてそれがAISASモデルと言われる消費者行動を生みました。AISASとは、消費者が「Attention(注意)→Interest(関心)→Search(検索)→Action(行動)→Share(共有)」という流れで購買するというものです
この新しい時代に合った消費者への訴求の仕方を考えるのもマーケティング戦略の重要性なのです。
プロモーション戦略は時代の流れに合わせながらも、消費者のすべての行動に寄り添う必要があります。プロモーションを軽視することなく、常に高い効果を目指してください。
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