HOMEビジネス 発想の「目的別」に使うのが正解!ブレインストーミングとディベートの有効活用法

発想の「目的別」に使うのが正解!ブレインストーミングとディベートの有効活用法

Takeshi Sugiuchi

2014/04/25(最終更新日:2014/04/25)


このエントリーをはてなブックマークに追加

発想の「目的別」に使うのが正解!ブレインストーミングとディベートの有効活用法 1番目の画像
by misawakatsutoshi
 複数人で意見を出し合うブレインストーミングとディベート。混同している人も多くいますが、そのふたつは進め方も目的も全く違うものです。両者の違いにはどのようなものがあるのでしょうか。

結論を出すのか出さないのか

 ブレインストーミングはそもそもアイデアを出すということが目的です。なのでこの段階では、結論は出しません。多くのアイデアを出すことがブレインストーミングの目的なので、結論はあえて出さないのです。それに対してディベートには結論が求められます。議題に対して賛成派と反対派に分かれて議論を交わし、最後にどちらに軍配が上がるかを審査員が判断することで結論を出します。

鍛えられる部分が違う

 ブレインストーミングとディベートは、発想という点では共通します。ブレインストーミングはより柔軟な発想力でアイデアを沢山出すことが目的です。対してディベートは、議論を交わすことや結論を出すことが目的ではなく、賛成と反対のどちら側についたとしても意見を出すことができる発想力を身につけることが、最初の目的となります。つまり、自分個人の考えとは別の側についたとしても、どうすれば第三者に納得してもらえるのかを考えるのがディベートの目的です。ディベートをを行うことで多様な視点からの発想力が鍛えられます。
 

 以上のように、両者ともに発想力を高めるという点では共通しますが、実施する目的が異なります。きちんと違いを理解して的確に使い分けることが出来れば個人やチームがおおきく成長するのに役立つでしょう。

hatenaはてブ


この記事の関連キーワード