企画書を作成する際に意識しなければならないのは、どうすれば相手に伝わるかです。内容だけでなく、どうしたらその内容が伝わるかを考えましょう。ここでは読み手にねらいがハッキリ伝わる企画書のポイントを紹介します。
一番初めに一番言いたいことを書く
企画の根幹、主張は企画書の一番冒頭に持ってくるのが基本です。主張の中心を冒頭に持ってくることで、この企画書が何を伝えたいのかと明確になります。
その際の主張は、短くシンプルにまとめて記載してください。重要な主張だからといって長文になると伝えたいポイントがブレてしまい、伝えたい主張がはっきりしなくなってしまいます。主張は出来るだけ短くして、一文にまとめ上げる書き方でいいです。
次に主張の簡潔な補足を書く
どうしてそのようなことを主張するのかを冒頭の次の文章に持ってきます。それによって主張の意義や目的がはっきりします。主張の目的は短くまとめて記載しているため理由を説明することは主張の補足になり、短くまとめた主張の目的の誤解や誤認を解き、さらに正確に相手に伝わる企画書になります。
理由を説明しなければ企画書の主張の内容がどれほど正しいことであっても、周囲の人の理解を得ることはできません。周囲の人達に主張の目的や意義を知らせることができれば、その主張に賛同してくれる人が出てくるでしょう。
相手にとってのメリットを明確にする
何らかのメリットが発生しなければ、企画に賛同してもらうことはできません。企画を実行することで相手にどのようなメリットがあるのかを、明確に伝えましょう。そうすれば熱心に主張に耳を傾けてくるようになり、OKをもらえる確率が上がります。
メリットの提示は企画そのものの価値に関わってきます。相手に企画書のねらいや主張が価値のあるものでなければ、企画書にどのような立派なことが書かれていても賛同をしてくれる人はいないでしょう。
いかがでしょうか。伝わる企画書は言いたいことがシンプルです。主張とその理由、そして相手のメリットを分かりやすく提示すればきっとあなたの言いたいことを理解してくれるでしょう。
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