HOMEビジネス マーケティングの基礎!自社の商品やサービスを知らない消費者を「認知段階」まで押し上げる方法

マーケティングの基礎!自社の商品やサービスを知らない消費者を「認知段階」まで押し上げる方法

Shingo Hirono

2014/04/20(最終更新日:2014/04/20)


このエントリーをはてなブックマークに追加

マーケティングの基礎!自社の商品やサービスを知らない消費者を「認知段階」まで押し上げる方法 1番目の画像
by benjaminasmith
 マーケティング活動を行う際、まずは「商品」や「サービス」を消費者に知ってもらわなければなりません。なぜなら、商品やサービスを知らなければ購買意欲も湧かないからです。そのため、マーケティングを行う上で、いかに自社の商品やサービスを知ってもらうかが大事になります。では、自社の商品やサービスを消費者に認知してもらうには、どうすれば良いのでしょうか。

1. AIDMA(アイドマ)の法則

 AIDMA(アイドマ)の法則とは、Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)の頭文字を取ったもので、「消費行動」の基本的なステップです。具体的には、こうなります。

1. 認知段階 A:Attention(注意) 
2. 感情情段 I:Interest(興味、関心)D:Desire(欲求)M:Memory(記憶)
3. 行動段階 A:Action(行動)

 こうしたステップを経て、顧客はモノを買うと言われているのです。

2. 「どのようにして認知されたいか?」が大切

 まず、自社の商品やサービスのイメージをしてください。「どのようにして顧客に認知されたいですか?」この視点が大切です。イメージと商品のギャップがあるのは好ましくありません。意図して行っている場合は別ですが、いつのまにかイメージとは違うものになっていることは、よくあるので注意が必要です。

 例えば、子供向けのファッション商品なのに、大人の服売り場にある、女性をターゲットとしている商品のテレビCMで、女性受けの良くないタレントを起用している。これは、極端な例かもしれませんが、意図しないターゲットへ向けて宣伝しても効果は薄いということです。

3. 「口コミ」を狙う

 口コミが威力を発揮する場合があります。いい商品は、必ずといっていいほど、友達や家族に言います。これで、認知度を上げる方法です。また友人の場合、その顧客と年齢層や収入、性別など、会社が意図するターゲットと同じことが多く、成功すれば効果は高いでしょう。

 インターネットを使う場合も同様にターゲットを絞ると良いでしょう。とくに、SNSは口コミマーケティングには重要な存在です。FacebookやTwitterをはじめとするSNSは、興味、価値観を共有する多数の集団が形成されています。この集団が、自然と消費者をセグメント(区分)する形になっているため、マーケティングが展開しやすいでしょう。


 以上、自社の商品やサービスを消費者に認知してもらうためのポイントを紹介してきました。自社からの視点だけでなく、消費者からの視点を併せて戦略を考えるべきではないでしょうか。

hatenaはてブ


この記事の関連キーワード