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A4用紙1枚で「企画書」を作成する際に最低限盛り込むべき3つの内容

Shingo Hirono

2014/04/20(最終更新日:2014/04/20)


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by H Sterling Cross
 会社で働いていれば、企画書を作成する機会は多くあると思います。その際、意気込んで何ページにもわたる企画書を作成してしまうと、内容が伝わりづらかったり、結局何が言いたいのか分からないということになってしまいがちです。

 であれば、まずはA4用紙1枚の企画書を作成し、少しずつ内容をブラッシュアップさせていった方が効果的でしょう。では、A4用紙1枚で企画書を作成する際に盛り込むべき内容には、どのようなことを載せれば良いのでしょうか。

1. 目的

 ある目的を実現させるための企画・計画を紙にとどめたものが企画書です。その企画書にまず必要な項目は、何と言っても企画する目的です。しかし、A4用紙1枚という非常に限られたスペースに書くため、自分の主観を述べるスペースはなく、客観的に手短でそして具体的に目的を提示していきます。

 また、企画目的を提示しただけでは、企画書として説得力に欠けたものになってしまうでしょう。それを回避するために、市場調査・分析の結果を手短に加え、企画目的を裏付け・理由づけ、その企画目的が理に適ったものにする必要があるでしょう。

2. ターゲットとコンセプト

 企画目的が提示できたら、その次はその企画目的を達成させるため必要なターゲットを手短に述べていきます。ターゲットになるのは誰なのか、またどういった層を狙うのか、より具体的に挙げましょう。そしてその後、ターゲットに販売する商品をまた具体的に挙げます。また、なぜこのターゲットとコンセプトを選んだかの説明も、短く付け加えておくべきです。

3. アクションプラン

 ターゲットとコンセプトが決まれば、次はコンセプトをどのような販売網を通してターゲットに販売していくのか、具体的で手短なアクションプランを挙げます。そして、それにかかる期間と費用も挙げ、その理由も明確に述べていきます。それにより、A4用紙1枚の企画書ではありますが、それでもさらに説得力あるものに仕上げることが出来るでしょう。


 A4用紙1枚で企画書を作成する際に盛り込むべき内容は、まずは何と言っても説得力のある企画目的です。そして、次に具体的なターゲットとコンセプトを記述します。そして最後に盛り込むべき内容は、具体的なアクションプランです。A4用紙1枚の企画書を作成する際には、全ての項目で主観的な記述は避け、全て市場調査・分析に基づいた客観的なものを記述するべきでしょう。

 そうすることによって、A4用紙1枚といった少ないスペースでも、十分に何ページもある企画書と同様の役割を果たすことができると思います。そしてまた、それにより企画書に目を通す側の時間も短縮され、会社全体での仕事効率が高まる効果が狙えるのではないでしょうか。

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