新商品を企画するとき、アイデアを出すことは必須です。今までになかった要素をいかに見つけ出し、魅力的な企画としてまとめ上げていくか。その過程に「アイデア出し」はあります。いわば企画の種と言っていいでしょう。今回は会議など、複数の人が集まってアイデア出しを行う場を想定し、アイデアが出しやすくなる方法を紹介します。
「批判禁止」と「長所を褒める」
アイデアは自由な発想から生まれます。あれはダメ、これはダメといった制約や、「これを言っても笑われるかも、否定されるかも」という不安があると、心が閉じてしまい。アイデアは出てこなくなってしまいます。そこで、会議で2つだけルールを決めます。出されたアイデアに対して、「批判禁止」と「必ず長所を褒める」。これだけです。
突拍子もないアイデアが出たとき、現状を考えて批判したくなることもあるかもしれません。しかし、それは企画を詰める段階で考えるべきことです。アイデア出しの場は、気持ちをリラックスさせ、出せる限りのアイデアを安心して出せる場を作ることが重要。この2つのルールは、ホワイトボードに大きく書くなどして、徹底させましょう。
出てきたアイデアを可視化させる
会議などの場で、対話だけでアイデア出しをしていくと、どんどん前に出されたアイデアが忘れられていきます。これはもったいないです。アイデアは、連鎖して大きくなっていく性質を持っています。出てきたアイデアは、付箋などに書いてテーブルの真ん中に置いていくなど、可視化できる状態にしておきましょう。
すると、今出たアイデアとちょっと前に出されたアイデアが結びついて、より良いアイデアが出てくる…という好循環が生まれてきます。アイデアは1つで完成ではありません。どんどん混ぜ合わせて成長させていきましょう。
いかがでしたでしょうか。アイデアは制約のないところに出てきます。そして、ほかのアイデアに刺激を受けて成長もしていきます。雰囲気が堅い会議では、なかなかアイデアは出てこないので、ちょっとした工夫で引き出すようにしましょう。
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