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何度でも読み返したい!仕事に対する自信がなくなってきた人におすすめの言葉3選

Shingo Hirono

2018/09/08(最終更新日:2018/09/08)


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何度でも読み返したい!仕事に対する自信がなくなってきた人におすすめの言葉3選 1番目の画像
by redeye^
 仕事に対する自信がなくなってしまった。

 そんなときになにをすればいいのか?どう対応すればいいのか迷うことがあるかもしれない。

 しかし、そこで考えてほしいのは、そもそも自信とは何かということだ。

 自分が自信と思っていたものは、実は本当の自信ではなかったのではないか。本当の自信を得るためにはどうすればよいか、それを数々の名言から探ってみよう。

東郷平八郎:勝って兜の緒を締めよ

神明はただ平素の鍛錬につとめ、戦わずして既に勝てる者に勝利の栄冠を授くると同時に、一勝に満足して治平に安んずる者よりすぐにこれを奪う。古人曰く、勝って兜の緒を締めよと

出典: 連合艦隊解散の辞 - Z旗
 明治時代の連合艦隊提督・東郷平八郎の言葉だ。

 わかり易く説明すると、普段から鍛錬し、それにより勝算を得たものにこそ勝利はあり、一時の勝利に満足して怠けているものからは、これを奪われるということだ。

 既に勝てる者というのは、勝ったつもりになるということではなく、孫子に言うように戦争は様々なケースから推し量って勝算を得てから始めるものだという意味だ。

 つまり、常に勝つための鍛錬と準備をすべしということで、その積み重ねなくして自信というものは生まれない。

常静子剣談:勝に不思議の勝あり負に不思議の負なし 

予曰く。勝に不思議の勝あり。負に不思議の負なし。問、如何なれば不思議の勝と云う。曰く、遵レ道守レ術ときは其心必不レ勇と雖ども得レ勝。是心を顧るときは則不思議とす。故に曰ふ。又問、如何なれば不思議の負なしと云ふ。曰、背レ道違レ術、然るときは其負無レ疑、故に云爾客乃伏す。

出典: 勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。 : tnomuraのブログ
 野村監督が引用したことで有名になった言葉だが、平戸藩の藩主であり剣の達人であった松浦静山という人物が記した書物にある言葉だ。

 道理に従い、修練した技を守っていると、勝ってやろうという気がないときでもふと勝ってしまうことがあるが、道理に背き修練した技と違うことをすればなんの不思議なこともなく負けて当然である、ということだ。

 武術であろうと仕事であろうと、そこに通すべき正道というものがあって、そこをはずれては成果は出ない。

 自信がないときでも、守るべき道理というものをひたすら守っていけば、自ずから道は開けるもの。道が開ければ自信もまた戻ってくる。

イチロー:夢や目標を達成するには1つしか方法がない。小さなことを積み重ねること

 イチローもまたこれまで挙げてきたことと同じ意味のことを言っている。彼はまたこういうことも言っている。

ここまで来て思うのは、まず手の届く目標を立て、ひとつひとつクリアしていけば、最初は手が届かないと思っていた目標にもやがて手が届くようになるということですね

出典: イチロー - ここまで来て思うのは、まず手の届く目標を... - ウェブ石碑
 「小さなことの積み重ね」をより具体的に示した言葉だ。自信がなくなるのは自分の能力でやるべき仕事に手が届かないと思うからだ。

 しかし、考え方を逆にして、手が届くものを少しずつ積み重ねていけば、最初に手が届かないと思って自信をなくしたものにも手が届くかもしれない。


 本当の自信というのはおそらく結果としてついてくるものだろう。何事かを成していないで持っているのは自信ではなく過信だ。仕事でもなんでも、やるべきことをひたすら積み重ねていけば、自信というのは勝手についてくるものなのだ。

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