新入社員に仕事をあたえ、慣れさせていくのは難しいものです。ここでは新入社員に指示し、仕事を与えるときに意識しておくべきことを紹介します。
新人の目線に立つ
先輩として指示をする立場になったあなたにも新人だった時期があるはずです。そのときのことを思い出してください。先輩を怖いと感じたり、慣れない職場に緊張していたのではないでしょうか。このことを意識しながら指示を出すようにしてください。最初からすぐには伝わらないと思えば、多少のずれがあっても容認できるはずです。また、年齢が離れているなら、多少の感性も違うことも念頭に入れておくとよいでしょう。
新人のスケジュールを把握しておく
新人の抱えている仕事の締め切りを最初のうちは把握しておきましょう。同じ仕事でも2年目と新人では当然、出来上がるまでのスピードが違います。進捗状況や、締め切り、新人の作業スピードを考えてその状況にあったアドバイスをしましょう。
ただし、作業が遅いからといって上司がすべて自分でやってはいけません。多少手伝いはしても、自分でやり遂げることで自信を持つことができます。アドバイスをしながらも、自分でスケジュール通りに仕事をこなせたという実感を持たせることが大切です。
すぐに答えを与えない
新人にも、仕事をしているうちに疑問点が出てくるはずです。その時にはすぐに答えを与えず一度問題を考えさせてください。分からないことを聞いてきたら、まず問題点をあげさせ、その原因を考え、解決策はどのようなものがあるかを考えさせます。それが正解であってもそうでなくても、自分で考えたことをまずは褒め、そのあとに答えを提供します。これを繰り返すことで、問題があっても自分で考える力や仕事の目的や本質を意識することにつながります。
いかがでしょうか。新入社員に指示を出すときには以上のことに気を付けてみましょう。新入社員はまだ仕事に慣れていないので実力を出し切れていない可能性もあります。あなたの指示次第で、いくらでも使える人材になってくれる可能性を秘めているのです。
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