仕事の量が増えてくると、どこから手をつければいいか分からなくなることもあるでしょう。この時に必要になるのが仕事の「優先順位」です。では、優先順位はどのような基準で決めればいいのでしょうか。
優先順位は「納期」と「影響度」で決める
仕事の優先順位を決めるうえで大切なのは、納期と優先順位です。納期は言うまでもないでしょう。任された業務はもちろん期日内に行わなければなりません。本日中に仕上げなければならない仕事などは後に回さず早く処理する必要があります。
しかし、納期ははっきりしていないけれど重要な業務というものもあります。その際の判断基準が影響度です。それぞれの仕事の重要さを考えてみます。重要だと思える仕事は優先的に、余裕をもってこなしておくとよいでしょう。
影響度は「仕事ができなかったらどうなるか」で考える
影響度をどのように判断したらよいのかわからない時には、あなたがその業務ができなかったらどのような影響が出るのかを考えてみましょう。その業務ができないことで損害を受ける範囲はどれくらいなのか、その損失は時間なのか、お金なのか、どれくらいの量の損害を負うことになるのかなどを定量的に考えます。こうして分かった影響度と納期を総合的に見て仕事の優先順位を決めればいいのです。
納期のみで考えると、社内の表の作成を優先してしまいそうになります。しかし、影響度で考えてみれば、会社に大きく不利益を与えかねない会議の資料作成を先にすべきです。二つの尺度で仕事を考えれば大きなロスが出ることなく仕事を進められます。
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