上司から仕事の指示があり、対応した仕事でも完了報告をしたらやり直しになってしまったという経験はありませんか。今回は上司からの指示を勘違いしてしまうことが多い人のために、指示通りに仕事をこなす方法を紹介します。
「思い込み」がないか考える
まず気を付けなければならないのは、上司の「普通」とあなたの「普通」は違うということです。上司が出した指示に対し、あなただけの価値観で対応してしまうと、せっかく頑張ったのにまたやり直し、ということになりかねません。
指示の通り行動をしようと思ったらまずは、そこに思い込みがないか考えてみてください。上司が言ってもいないことを自分の中で勝手に決定してはいないでしょうか。特に5W1Hについて、きちんと指示を受けたか考えなおしてみましょう。
目的を明確にする
指示されたことを自分のイメージで形にするというのは仕事をする上でとても危険です。指示をされた時点で、何を目的とした業務なのか、その業務をする上で必要なポイントは何なのかを事前に確認することが大事です。
目的を明確にすることで、何のための努力をすればいいのかが分かるので勘違いをする確率は格段に減ります。また、目的に沿って行動したと上司に伝えることで自身の評価も上がります。考えないで指示通りに手を動かすだけの人によくあることは、目的がわからないまま業務を進めることです。
完成する前に確認してもらう
こちらも勘違いを防ぐ上で非常に重要なポイントです。時間をかけて作業をしても、完成してからミスに気付いてはどうしようもありません。
それを防ぐには自分のイメージが固まった時点で上司に確認することが大切です。資料作成で言えば、やり直しがきく2、3ページ程度を作成した段階で「こういう見せ方で進めても問題ないか」と尋ねることで勘違いを防ぎ、事前に上司のイメージも確認することができます。業務に取り掛かる前に上司にラフを見せるのも良いかもしれません。細かい上司にとってはグラフの配置やフォントの大きさも気になるものです。まめにコミュニケーションを取ることで上司が納得のいく仕事ができます。
上記3点を実践することで上司との意思疎通が図れ、他の仕事もスムーズに行えるようになるのではないでしょうか。上司の指示がいまいちわからない、勘違いしてしまうケースが良くあるという人はぜひ試してみてください。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう