新人研修終の本配属の仕事で大切になってくる「メモ」。
新たな配属先では、さまざまな新しい仕事を覚えなければならない。スムーズに仕事を覚えるためにも、新入社員はきちんとしたメモのとり方を知っておく必要があるのだ。
そこで今回は、新入社員が知っておくべき仕事メモの取り方のコツを紹介したい。
新入社員に役立つメモのとり方①:5W3Hを押さえる
新入社員がメモを取るときに意識してほしいのが「5W3H」。
それでは次から、基本的「5W3H」の意味を見ていこう。
【メモをとるコツ】5W3Hの「5W」
- What:何を(物事をするときの目的や目標など)
- When:いつ(仕事の期限・会社や社外の人との約束の時間・会議の時間など)
- Where:どこで(会議の場所や集合場所など)、どこへ(行先など)
- Who:誰が(社内の人・社外の人など)、誰と(相手・その仕事の担当など)
- Why:なぜ(理由)
【メモをとるコツ】5W3Hの「3H」
- How:どのように(方法・手段)
- How Much:いくら(費用)
- How Many:いくつ(何個かなどの数量)
ビジネスシーンにおいて、基本的には5W3Hの項目を聞き逃さないようにメモしておけば心配ない。
もし、部署の仕事でその他にも追加してメモしておくべき事柄ある場合には、「5W3H+α」とメモしよう。
とてもシンプルなメモ項目ではあるが、仕事をスムーズに覚えるためには非常に有用なのだ。
新入社員に役立つメモのとり方②:後で見た時にわかりやすくする
いくらきっちりメモを取っていたとしても、後で見たときにメモの内容がわからなければ意味がない。
【メモをとるコツ】余白や箇条書き、カラーペンを使って工夫する
当たり前だが、自分が読み取れる範囲の文字のきれいさはキープしよう。
また、メモに余白を入れたり箇条書きにしたりすることによって、内容がまとまるため読みやすくなる。
もしカラーペンや3色、4色と複数の色がついたボールペンを使っている場合は、項目によってペンの色を変えておくなど、見やすいメモにする工夫をしてみるといいだろう。
新入社員が仕事を覚えるときに役立つ、メモの取り方のコツを紹介してきた。
1日でも早く仕事を覚えるためにも「メモ」は必須アイテムである。社会人1年目の間は必ずメモを持ち歩き、必要な事柄はすべてメモしながら仕事をしよう。
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