HOMEビジネス たくさんの仕事を同時にこなすには?マルチタスクの能力を上げるコツ

たくさんの仕事を同時にこなすには?マルチタスクの能力を上げるコツ

Takeshi Sugiuchi

2014/04/27(最終更新日:2014/04/27)


このエントリーをはてなブックマークに追加

たくさんの仕事を同時にこなすには?マルチタスクの能力を上げるコツ 1番目の画像
by T.Kiya
 仕事に慣れてきたら考えるのが、いくつかの仕事を同時にこなそうとすることです。そうすることで効率化が図れます。しかし、マルチタスクで仕事を行おうとしても、初めのうちはミスを乱発したり、何かを忘れてしまったままにしたりしてしまうものです。ここでは多くの仕事を同時にこなせるようになるコツを紹介します。

少ない数から確実に処理できるようにする 

 マルチタスクが上手くいかない人の多くがいきなり多くのタスクを同時にこなそうとしています。一つの仕事をきっちり終わらせてから次の仕事に移るというやり方をしていた人が多くの仕事を同時にこなそうとしてもうまくいかないのは当然です。

 このような場合の問題は、仕事をこなす能力ではなく、複数の仕事を管理する能力が育っていないのが原因です。このような人が上手くマルチタスクで仕事を進めるには、徐々にタスク数を増やすことが大事です。まずは確実にこなせると確信がある仕事を2つ、クオリティを落とさずに並行処理できるよう訓練するところから始めましょう。

それぞれの仕事の進捗状況をメモする

 マルチタスクで仕事を進めるときは、それぞれの仕事を上手く中断できないでロスが生じてしまうことが一番のリスクです。そのため、2つの仕事を並行して進めるときには必ずもう一方の仕事にスイッチする際に、最後の状態をメモしておきます。

 タスクの処理状況がメモしにくいと思ったら、一つの仕事を細分化してToDoリストを作成するとよいでしょう。そして、終わったところを消すようにします。消えずに残っているものは未着手ということなので、再度その仕事に戻ってきたときは消えていないものを進めればよいわけです。


 いかがでしょうか。マルチタスクで仕事を進めるために大切なのは、並列処理の能力を高めることと仕事をスイッチするときのロスをなくすことです。これら二つのことを気をつけて効率の良い仕事を心がけましょう。

hatenaはてブ


この記事の関連キーワード