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企画書の精度を高めるためにドラフトを通過させるためのポイント

Tobayashi

2014/04/21(最終更新日:2014/04/21)


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by RaMaOrLi
 企画書を作る時に、ドラフトという過程があります。ドラフトとは「下書き」と言う意味で、下書きした企画書を提出することで企画書の精度を高める過程の事を言います。ここでは、ドラフトを通過できるような企画書の書き方のコツについて説明していきます。

企画書を通すためのコツ

 ドラフトを通過できる企画書を製作するには、上司を説得できるような内容になっているかというのがまず重要になります。企画を考える場合に必要な事は、誰に対して企画を行い、誰がそれを承認するのかという事です。

 そのため、まずは相手の事を良く知った上でそれに合わせて企画を確認する事が必要です。例えば、上司のミッションを書き出してみるだけでも報告すべき課題は見えてきます。上司のミッションが商品の売上アップや集客アップであった場合には、自分の行いたい企画を上司のミッションに合わせて考えなければなりません。何をすれば上司に響く意見になるのか、会社の業績アップに繋がるのかを先に考え出すことで、企画すべき事も見えてくるでしょう。

 また、企画を行う際に現状の把握は必須になります。今の市場の動向はどうかということを現状を分析して考え出す事により、競合相手と差をつける企画にする事ができます。分析の際には数値データを手に入れることも必要です。

 数値は企画を客観的に表現するためのベクトルにもなり、企画内容の裏付けや根拠にもなります。数値を提示することはよりよい企画書作りのポイントにもなり、上司を説得するためにも必要になります。更に、ROI(Return On Investment)は企画書のドラフトに通過する点で最も重要な部分です。

 ROIとは費用対効果の事です。費用を算出した後にどんな利益が得られるのか、この企画をする他にもっと利益の出る方法はないのかという点が問題になります。

企画書における導入部の重要性

 企画書では、導入部の書き方がポイントになります。導入部では、見る人が一目で内容について分かるかという点がポイントとなってきます。例えば、その提案の根拠が一目で理解できるか、「使いやすい」「分かりやすい」「おしゃれ」など主観的で曖昧な表現になっていないかどうか、図を表記しているのであればその図についてきちんと説明できているかどうかという点が重要となります。

 このように、ドラフトを通過する企画書を製作する際にはいくつかのポイントがあります。上司にとって分かりやすいように内容を提示する、論理的に説明するという点が企画書においては重要です。

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