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「成功体験日記」を作成する!新人が自信をもって仕事に取り組むための方法

Shingo Hirono

2014/04/20(最終更新日:2014/04/20)


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by davedehetre
 新人が最初から自信をもって仕事に取り組んでいく、というのはほとんど不可能と言っていいでしょう。誰しも新人のうちは自信がなく、不安や焦りを感じながら仕事を少しずつ覚えていきます。それが自然な姿ですが、できれば早い段階で自信を感じ、それを仕事の成長につなげたいもの。では、新人が自信をつけるために大切なことは何か、具体的な方法も含めて説明していきます。

徹底したプラス思考

 新人が自信を少しでも早く手にするために必要なのはプラス思考、それも徹底したプラス思考です。たとえミスをしたり、仕事を思うように覚えられないときでも、「自分はダメだ」とか「人より劣っている」と考えてはいけません。新人の時の失敗やスローペースは当たり前のこと。

 ですから、ミスをしたときは「このミスは自分を一歩前進させるためのバネだ」と考え、仕事を覚えるのが遅いと感じたら「ゆっくり着実にやることが、将来の成功につながる道だ。自分は大器晩成型にちがいない」と解釈するのです。

 最初は少々無理にでもプラス思考するよう意識しましょう。「習い、性(しょう)となる」という言葉があります。習慣が人間の性格を作るということですが、プラス思考を習慣にして「性分」にすることができれば、社会人としての成長にもつながっていくでしょう。

プラス思考を可視化した「成功日記」の作成

 おすすめしたいのは、ただ頭の中でプラス思考するだけではなく、それを可視化する方法です。一日の終わりに「成功日記」を書いてみてはいかがでしょうか。一日を振り返り、仕事の成果、覚えたこと、できたこと、あるいは上司や先輩からのプラス評価を日記に記してみるのです。記載内容の判断基準は、「プラス体験」。ミスや悪い評価を記録する必要はありません。

 実際に記録してみると、頭でばくぜんと考えているよりも、「覚えたこと」「できたこと」が多いはず。一日なまけずに仕事をしたのですから、成長のための「貯金」は必ずあるのです。それを、できるだけ細かく記していきましょう。例えば、「電話の対応がそつなくできた」や「元気に挨拶して、○○先輩からほめられた」「今朝は職場に一番乗りして、仕事の準備をきちんとすることができた」といったような、些細なことでもちろん構いません。

 そうした成功を日記の形で「貯金」していく。それが自信につながるのです。随時、過去の成功を見直すことで、自信をさらに深めることもできるでしょう。なお、ただ成功だけを記したのでは、仕事の成長には直接つながっていきません。ですから「課題」も最後に書くようにすることをおすすめします。「ミスの反省」ではなく、「明日の仕事に生かすための課題」として記述するのがポイントです。


 「今日はミスしたり、叱られたり、良いことは何もなかった」と感じるような日もあるかもしれません。その時の日記には「今日も遅刻することなく無事出勤し、定時までまじめに仕事をした」と書けばいいのです。

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