簡単にこなせる仕事でも、後回しにしてためていると気が付いた時には膨大な量になってしまいます。仕事をためてしまうと本来の能力を正しく発揮することができなくなってしまい、効率が大幅に下がってしまうでしょう。しかし、少し注意をするだけで、余計な仕事をためこまず、きちんとこなしていくことができるのです。今回は、仕事をためないコツとして日頃から意識しておくべきことを紹介します。
1. 一日の時間配分を意識する
仕事をためないようにするために一番重要なポイントは、仕事の時間配分を意識することです。午前中にこなすべき仕事、定時までにこなすべき仕事をまず最初にはっきりとさせ、時間までにきっちりと仕事を終わらせることを第一に考えて時間配分を計画してください。時間配分を考えずに目の前にある仕事から手を付けてしまうと、やるべき仕事や重要な仕事を見逃してしまい、後になってから仕事のスケジュールがめちゃくちゃになってしまいます。
一度仕事のスケジュールが乱れてしまうと、優先順位の低い仕事がどんどん後回しにされてしまい、知らず知らずのうちにどんどん仕事がたまっていってしまいます。仕事をためないためには、処理すべき仕事を一つずつ片付けていくのがコツです。無計画な仕事は、仕事をためてしまう大きな原因なので、仕事の時間配分を第一に考えましょう。
2. 優先順位をつける
仕事の重要度や緊急性を判断し、それぞれに優先順位をつけておくと仕事を効率よく処理することができるようになります。仕事をためてしまう大きな原因の一つが、簡単な仕事を見くびってしまうこと。簡単な仕事だからといって後回しにしていると、いつまでたっても仕事に手を付けられなくなってしまい、どんどんたまっていってしまいます。
まず最初に優先順位を決定し、新しく入ってきた仕事については優先順位を設けた仕事がすべて片付いてから手を付けるようにすると、後に仕事をためずに効率よく仕事を処理することができます。
優先順位をつけるコツは、難易度と締め切りを組み合わせて判断すること。簡単な仕事で急ぎのものは最初に処理し、難しいけれど締め切りに余裕のある仕事はじっくりと取り組むようにすると、仕事をためることなく処理していくことができるでしょう。
3. 「いつかやる」は厳禁
特に締め切りのないような仕事はついつい「いつかやる」と考えてしまい、後回しにしてしまいがち。いつでもできる仕事にもあえて締め切りを設ければ、期限までに仕上げようという意識が生まれ仕事をためないで処理していくことができます。
締め切りはそれぞれ自由に設定してかまいませんが、すべての仕事は遅くとも10日以内に仕上げる、というように原則を決めておくと、余計な仕事をためこむことなく、きちんと処理していくことが可能でしょう。
仕事をためないようにするには、期日を設けるのが一番の方法です。人間というものは締め切りのない仕事はどんどん先延ばしにしてしまいがち。締め切りのない仕事であっても、自主的に締め切りを設けることで期日厳守の意識が働き、後に仕事をためこまずに、こなしていくような習慣が身に付くでしょう。
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