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【仕事にも影響が!?】業務を遂行していく上で知っておきたい男女の「考え方」の違い

Shingo Hirono

2014/04/17(最終更新日:2014/04/17)


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by avlxyz
 現在、働く女性も増えてきています。しかし、様々な男性社員や女性社員を観察していると、それぞれの違いがあることが理解できるでしょう。男女平等と言われていますが、男女では思考の構造が違います。それは悪い事ではありません。

 男女が共存する職場で円滑な業務を行うためには、それぞれの考え方の違いを理解する必要があるでしょう。そして、お互いの得意分野を活かし、また苦手分野を補いながら、協力して行くことをおすすめします。

男女の人間関係の捉え方の違い

 男性にとって職場の人間関係は、自分を中心にした上下の序列を意識します。男性は、仕事内容や役職を大切だと考えます。組織においての自分のポジションが大切です。「俺より出来る」「あいつには負けない」この考えが基本にあります。男性が職場での出世や評価にこだわりを見せ人が多いのは、男性にとっての職場は上下関係がはっきりした世界だからです。

 一方、女性にとっての職場の人間関係は、周りとの調和が大切だと考えます。女性は自分を中心に相手との心理的距離を意識します。女性は、相手との関係を大事だと考えるのです。「私にとって良い人」「少し面倒な人」「苦手な人」「頼みやすい人」「理解してくれる人」相手と自分の関係をこのように捉えます。

 女性は職場が居心地の良い場所でありたいと考えます。周囲との隔たりを小さくし、同調し、相手を思いやり、周囲から抜きん出た評価や地位を嫌う傾向にあります。おそらく、この男女の考え方の違いは、大昔、男性は狩りや縄張り争いをしていたのに対し、女性は周囲の協力の元子育てをしていたことの名残なのでしょう。

 もちろん、人によってそれぞれです。男性でも調和を第一とする人はいますし、女性でも出世や地位にこだわる人もいるでしょう。これも、もちろん良いのです。それぞれの考えの違いを理解することが大切です。

男女が仕事を円滑に進める方法

 前述の通り、男女では仕事に対する考え方が違います。これは、仕方がないこと。異なる考えを持つ男女が一緒に仕事をするのですから、大小様々な問題が生じる可能性があります。職場で男女が円滑に仕事をするためにはいくつかのコツがあります。まず一つ目は、男女によって考え方の違いがあるのは当たり前だと理解することです。

 しかし、この事は口に出すのは得策ではありません。女性に向かって「これだから女性は…」なんて口が裂けても言ってはいけません。逆に男性は褒めているつもりでついつい言ってしまいがちな「さすが女性は気が効くね」「女性がいると華やかだね」などの発言も控える方が良いでしょう。男女差別と受け取られることがあります。

 二つ目は、男女それぞれの得意分野を活かすことが大切です。男性は、複雑な一つの物事に集中すると大きな力を発揮する特性があるのです。逆に、同時並行的に仕事をこなすことは苦手だとされています。一方女性は、同時並行で仕事をするのが得意です。逆に、複雑な一つの物事に集中する能力は男性より劣ると言われています。脳の仕組みが違う男女が同じ方法で仕事をする必要はありません。

 それぞれの特性が活かせる仕事スタイルで、また、適材適所に人材が使える職場が理想です。管理職の方に覚えていて頂きたい男女の違いがあります。男性は、仕事は「生きるための手段」と考えています。一方、女性は、仕事は「生活を豊かに楽しくするためのもの」だと考える人が多いです。男性社員には義務感や使命感を刺激するとよく働く傾向にあります。しかし、女性は義務感を与えると働く意欲を無くす場合があるので、女性社員には仕事の楽しさを教え、与える事が大切です。


 男女の考え方の違いについて理解していただけたでしょうか。自分自身の職場にあてはめてみると、何か思い当たることがあったと思います。男女の考え方の違いを理解することが、働きやすい職場環境になる第一歩ではないでしょうか。

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