同じ職場で同じ仕事をしているはずなのに、気がつけば仕事ができる人とそうでない人に分かれてくる、そんなことはないでしょうか?仕事ができない人は、往々にして仕事のスピードも遅いので、定時で帰宅してしまう人を横目に残業に追われることになりかねません。中には仕事を手伝ってくれる心優しい同僚もいるでしょう。
しかし、それで評価されるのは手伝ってくれた同僚で、仕事ができない人の評価は下がるばかりです。では仕事ができる人とできない人の大きな違いはどこにあるのでしょうか?それはその人の考え方にあります。ここでは仕事ができない人が見直すべき考え方について説明します。
1. 向上心がなく現状維持で満足している
仕事ができない人ほど、今よりもよい仕事をしたいという考えをしません。理由は下記のようなものが挙げられるでしょう。
1. 給料が安いので今以上の労力を提供する価値がないと思っている
2. 今の状態に満足しているので頑張る必要性を感じない
3. 自分の能力を過信して、今の職場が相応しくないと不満に思っている
上記3つの理由に共通するのが向上心の欠落。向上心がないため、頑張って評価される仕事をして給料アップを図りたいと思わないし、より良いものを目指すために頑張ろうとは考えないですし、本当にやりたい仕事にステップアップするために今いるところで評価されようとも思わないのです。
そのような考え方が仕事に対する取り組みの姿勢に影響を及ぼし、結果的に周りから仕事ができない人の烙印を押されることになってしまうのです。
2. 言い訳ばかりして改善策をとらない
仕事中にミスをすることは誰にでもあること。ですが失敗したときの対処の仕方に、仕事のできる人とできない人の考え方の差がはっきりと現れます。仕事ができない人は、まずはじめにミスは自分のせいではないと主張します。自己保身に走るばかりに、他の人に失敗の原因をなすりつけようとすることもあるでしょう。
仕事ができない人は仕事の重要性を認識していない上に、「上司がちゃんと指導してくれなかったから」「○○さんが〜〜したから」と責任転嫁するため、いつまで経っても成長しません。中にはすぐに頭を下げて謝る人もいるかもしれませんが、改善策をとらないために何度も同じミスをしてしまうでしょう。
3. 残業や休日出勤することが評価されると信じている
仕事ができない人は「一生懸命に頑張っている」ことが評価されると信じています。それ自体はいいことなのですが、頑張る方向が間違っているのです。就業時間にお喋りをしたり、ぼーっとしたりしてやるべき仕事を終えず、結果として残業になっていては評価には値しません。
残業代が出ないような会社なら、会社に損害が出ないので見過ごしてくれるかもしれません。ですが残業代が出る場合には、会社にとって仕事ができない人の考え方は損害でしかないのです。
いかがでしたか?仕事のできない人の考え方と、それにともなう結果が明確になったでしょうか?誰でもはじめは仕事ができないもの。ですが、いつまでもその状態から抜け出せない人は、上記のような考え方をしていることが多いのです。
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