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ニーズに合った「企画書」を作成するために押さえておきたい3つのコツ

Shingo Hirono

2014/04/17(最終更新日:2014/04/17)


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by ehnmark
 企画書を作成する時に考えておかなければいけないのが、ニーズに合った企画書づくりです。ニーズに合った企画書であれば企画書が採用される確率は高くなります。ニーズに合った企画書は、企画に関わる人間が得られるメリットを、最大のものにしてくれるでしょう。しかし、ニーズに合ってなければ、ズレた企画になってしまい、結果も芳しいものにはなりません。そこで今回は、ニーズに合った企画書を作成するコツを紹介します。

1. 調査に力を入れる

 ニーズに合った企画書を作成するためには、ニーズがなんなのかを知らなければいけません。ニーズを知るために必要なのが、調査活動です。市場調査や顧客調査など、様々な調査を通じでニーズを調査することで、顧客が潜在的に抱えているニーズを掴むことが可能になります。ニーズに合った企画書を作成する大きな手掛かりになりますから、調査には特に力を入れてニーズを正しくつかめるように努力してください。

 企画書の内容が個人向けでも企業向けでも、基本的に必要となる調査は共通しています。声なき声を拾い上げるためには、なるべくサンプル数を増やしてより多くの対象を調査しなければなりません。

2. 分析を徹底する

 ニーズに合った企画書を作成するためには、ニーズそのものがどのようなものなのかを理解する必要があります。調査で集めたデーを分析し、潜在的なニーズがどこにあり何に由来しているものなのかを調べてください。 データを分析することで本質的なニーズを探り出すことが可能になり、より正確に企画の効果を図ることができるでしょう。

 調査の結果は正直な意見ではありますが、ニーズそのものを示していないこともあります。分析でデータに共通する点や重要度の高いデータを見つけ出し、それがニーズにどのように関連しているのかを調べることで、ニーズに合った企画書を作成するための手掛かりにすることが出来るのです。

3. 具体案を提示する

 ニーズをどのように満たすのかを考えることが、ニーズに合った企画書を作成するコツです。ニーズに対する解決策や具体案を提示すれば、正しくニーズに合った企画書を作成することが可能になります。

 具体案を提示すれば、企画書が実現可能性を持つものになります。どんなにニーズにこたえている企画書であっても、具体案が提示されていなければニーズに合った企画書とは言えないでしょう。具体案を提示することで、企画書が単なるデータ分析の結果ではなく実現性を備えた企画であることを証明できるのです。


 ニーズに合った企画書とは、本人が意識していないような潜在的なニーズをすくい上げている企画書です。ニーズとは企画の結果を最大化させるための要素であり、マーケティングのための大きな手掛かりでもあります。単にニーズを追うだけでなく、企画書の側からニーズにアプローチすることが、ニーズに合った企画書を作成するコツです。

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