仕事は一人で行うものではなく、自分以外の人と関わり合い進めていくものです。関係性は業種や立場により様々ですが、そこにはコミュニケーションやチームワークが必ずと言ってよい程必要になります。
しかしながら人間関係が苦手、どう接して良いかわからない。という人も多くいます。今回はチームワークに焦点をおいて人間関係に苦手意識を持っている人が知っておくべきチームワークのコツをご紹介します。
1、単純に「話す」という意識
まず一つめのコツは単純に「話す」ということを意識することです。仕事でのチームワークというと業務の進捗をわかりやすく伝えたり、ミーティングの機会をセッティングしたりということが思い浮かぶと思います。しかしながらまず基本として人間関係を築く事からはじめましょう。
何を話したら盛り上がるのかわからない...という人はまず何か伝えてみるだけでも良いのです。「髪型変えられたのですか?」「次の会議室はBに変更になったそうですよ。」など簡単なことからはじめもしょう。
そういった少しずつのコミュニケーションを図ることにより相手の事が理解出来るようになるため、信頼関係を築くことが出来ます。意外とここがポイントで、仕事を進める事に集中するが上にコミュニケーションが薄れチームが崩れてしまう事もありますので注意しましょう。
2、自分に出来ない事を意識する
チームである事を意識しなければ、チームワークは生まれないでしょう。そこでチームであるからこそ出来ることを考えます。
例えば1日に100個の商品を製造するプロジェクトがあったとします。材料を管理して、作業を行い包装をして郵送手配をする。どう頑張っても自分ひとりの力では達成し得ない目標でしょう。しかしながら、これをチームで行い、それぞれが得意なことを行えば目標はきちんと達成することが出来ます。これがチームワークです。
自分は作業は得意だけれど管理が出来ないなど出来ない事を意識し、その中から出来る事に注力しましょう。チームワークにおいては一人でプロジェクトの全ての事を完璧にこなす必要はないのです。
3、全てをわかり合おうとしない
コミュニケーションを図ろうとして、空回りしてしまう。そんなことはありませんか?その場合メンバーに対して全てをわかり合おうとして頑張りすぎてしまっているかもしれません。コミュニケーションの心がけは大切ですが、不必要にプライベートを共有したり常に時間を共にする必要はありません。
それぞれ別の人間だということを再度認識し、意見の食い違いがあっても決してトラブルが起きているという判断を早々にせずにそういう意見もあるんだな。と身構えておきましょう。
チームワークとはただ仲良くなることではありません。互いが互いを尊重し合い良好な関係の中で物事を進めていける関係性を築きましょう。チームワークが苦手だという人も上記を1つづつ意識していくことでチームワーク力がつくのではないでしょうか。
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