仕事をする上で人的要因によるミスは誰しも起こりうるもの。ただし、起きてしまった後の行動により、信頼関係に傷がつくかどうかは今後の仕事に大きく影響してしまいます。そんな時に「社会人としてだけではなく、人として終わってる」なんて言われないように、ここではミスしてしまった後の「信頼回復方法」として意識すべきことを紹介します。
1. 指摘される前に謝罪する
自分の過ちに気づいてしまった時点で「すぐに現場の上司やチームメンバーに謝罪する」ということは今後の信頼関係の回復に影響します。仕事のミスを謝罪できるかどうかというのは、社会人としてではなく人としての問題になるでしょう。素直に反省している人を責めたてる人はいないはずです。
自分の不甲斐なさをきちんと伝え、素直に悪いと思っていることを現場の上司やチームメンバーに伝えることが大切。どれだけ反省しているか、本当に申し訳ないと思っているかをきちんと態度に出すことが重要です。
この時に不要な言い訳をしては、せっかくの信頼関係の回復のチャンスも水の泡になってしまいますので注意しましょう。言い訳をする前にまずは謝罪を、今後のしごと仲間との関係を良好に保ちたいのであればその時の自分の立場を守ることよりも非を認めたほうが今後のためになります。
2. ロジカルな説明をする
反省しているとは言え、職場で自分の感情を態度に出すなどもっての外です。自分の感情で仕事をする人がそばにいると振り回されてしまいそれだけでストレスになるでしょう。もしもあなたがそうであれば、周囲はあなたを「悪い人じゃないけど面倒な人」と思っています。職場は学校ではないので自分の感情だけで行動してしまうと、それこそ周囲との信頼関係に亀裂が入ってしまうかもしれません。ここではきちんと謝罪をした後に、
・なぜミスが起こったのか(原因・要因の説明)
・今後の対策(同じことを繰り返さないために何をしていくか)
・今回のミスによる影響範囲と対策
上記3点を自分でまとめた上で上司に相談することが必要不可欠です。よく、「どうすればいいでしょうか」と上司に支持を促すだけの社員を見かけますが、これでは上司は困ってしまいます。
上司はあなたの仕事にだけ関わっているのではありません。論理的に物事の経緯、現状を報告した上で「私は今後こうすることが最善だと思いますがどう思いますか」と相談することが重要。そうすれば「きちんと先のことまで考えている」と評価され、信頼回復の時期は早まるでしょう。
仕事でミスをしてしまった方は信頼回復のためにもう一度自分の行動を見直してみてはいかがでしょうか。上司は見ていないようで実は想像以上にあなたのことを見ているものです。ミスをしてしまった際は、ここで紹介したことを頭に入れて上司に謝罪するようにしましょう。
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