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仕事での「焦り」を解消する方法として実践すべき3つの行動

Shingo Hirono

2014/04/15(最終更新日:2014/04/15)


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by Daniele Zedda
 ビジネスパーソンなら誰しも、多かれ少なかれ、仕事で焦りを感じたことがあるはずです。「今日17時〆切の提出書類が完成していない」「ミーティング開始時刻までに、会場に間に合わない」「部下から指示していた内容の報告がない」こういった仕事での焦りを解消する方法を知っているでしょうか?

 仕事は、極力安定した気持ちで行いたいもの。焦りがある状態では、十中八九、正確なアウトプットを出すことが難しくなります。また、頻繁にミスを発生させていては、あなたの信頼は失墜してしまうかもしれません。

 次に紹介する仕事での焦りを解消する方法を実践して、安定した気持ちで仕事を行えるよう努力していきましょう。

1. まずは深呼吸しましょう

 焦りが募ってきたら、まず深呼吸しましょう。大切なことは、焦りのスパイラルに陥らないこと。深呼吸して一息置き、焦りの流れを一旦止めることが大切です。

 深呼吸をして、脳に酸素を取り込めば、一旦落ち着きます。そして冷静な状態で、判断をしたり、相手と話をしたり、作業を進めたりすることが大切です。

2. やることリストを作り、優先度の高い項目から片付ける

 あなたが抱えている仕事は、優先順位をつけることができます。例えば、「今日17時〆切の提出書類が完成していない」といった類の焦りは、仕事の優先順位付けがうまくできていないことに起因するのではないでしょうか。

 こういった焦りの解消に有効な方法として、仕事のやることリスト(TO DO リスト)を作り、優先順位付けを行って、優先度の高い仕事から取り組んでいくという方法があります。まず初めに、1枚の付箋に、やるべき仕事を1つ書いていきます。この作業を繰り返し、やるべき仕事を全て書きだしたら、目の前には仕事の数だけの付箋があるはずです。

 それを、優先順位の高いもの・低いものに分類しましょう。1枚の紙の真ん中に線を引き、線の左側に優先順位の高い仕事が書かれた付箋を貼り、線の右側に優先順位の低い仕事が書かれた付箋を貼る、といった方法があります。優先順位の高い仕事を漏れなく片づけていけば、仕事の焦りは解消していくでしょう。

3. 先を見据えた行動・判断を心がける

 時には想定外の結果が起こることもありますが、日常のビジネスシーンでは、一歩先の状況を常に考えていれば、想定内の結果に収まることも多いです。ある事柄の一歩先を考えて、焦りを生む可能性がある芽をあらかじめ摘んでおく行動が大切と言えるでしょう。

 例えばお客様からクレーム連絡を受けた場合、その場限りの対応であれば、「お客様に謝り、お客様の意向をくんだお詫びの対応をする」ことが考えられますが、それだけにとどまらずに一歩先を考えて、「クレームを受ける可能性がある事柄を全て洗い出し、それらの対応を前もって行っておく」ようにしておきます。

 また、「部下から指示していた内容の報告がない」といった焦りの場合、部下の報告を待っているだけでなく、部下に「進捗はどうですか?」とこちらから話しかけてみたり、
さらに突っ込んで言えば、部下に指示した最初の時点で、「一日一回、進捗報告するように」と指示しておけば、余計な焦りを感じずに済むのです。


 以上、仕事での焦りを解消する方法を紹介してきました。仕事での焦りは「ミス」しか生みません。そして、そのミスは自分の仕事の効率やパフォーマンスを下げていくだけです。仕事で焦りがちな人は、ここで紹介したことを意識して仕事に臨んでみて下さい。

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