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「責任の重い仕事」を上司から任された際に意識しておくべき2つのポイント

Shingo Hirono

2014/04/15(最終更新日:2014/04/15)


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by Яick Harris
 責任の重い仕事を任されるということは、ビジネスパーソンにとって光栄なこと。なぜなら、上司の立場からすれば、信頼される人材にしか、責任の重い仕事は任せないからです。あなたであれば責任の重い仕事を担ってくれるだろうという期待があって初めて、上司は責任の重い仕事を任せます。

 そのような背景のもと、責任の重い仕事をせっかく任されたのですから、上司の期待にこたえられるような仕事ぶりを発揮したいものです。そこで今回は、責任の重い仕事を上司から任された際に意識しておくべきことを紹介します。

1. 上司と仕事のゴールの認識を一致させておく

 責任の重い仕事は、コストもかかり、人材も多く投入されますので、ミスは許されません。一生懸命仕事を実行し、いざ仕事が完了してみたら、上司のイメージと食い違っていたとなれば、元も子もないでしょう。まず最初の時点で、上司と仕事の最終目標のイメージについて、認識を一致させておくべきです。

 「新卒採用を成功させる」「給与処理の効率化を図る」といった漠然とした目標は、上司とあなたの仕事のゴールのイメージに食い違いを起こしてしまう恐れがあります。上司と仕事のゴールを一致させるためには、具体的な数字目標をお互いにシェアしておくと良いでしょう。

例えば、

・いつまでに(例:2015年3月31日までに)
・何を(例:新卒採用について)
・どのくらい(例:30名の人材を採用する)

 といったように、極力具体的な数字で表せば、上司とのイメージギャップを起こさずに済みます。

2. 進捗状況を、適宜上司に報告する

 仕事を進めていくうちに、方向性にズレが発生することがあります。プロセスの最初の段階であれば修正が可能でも、プロセスが進めば進むほど、軌道修正は困難になるでしょう。そこで、あなたが担う責任の重い仕事は、進捗状況を逐一、上司に報告する機会を作るのでsす。少なくとも週に1回は、上司とミーティングの機会を持ち、進捗を報告し、次に取り組む課題の確認します。

 スケジュール全体の中で今どの位置づけにあるか、今後何を実行していくべきか、といったことを確認するには、ガントチャートが便利です。Excelを使ってガントチャートを作ってみてはいかがでしょうか。

 この時注意すべきことは、問題を1人で抱え込まないこと。「上司に期待に応えるために、上司に泣き言を言ってはいけない」と思いつめてはいけません。問題は抱え込んでも、絶対にいい結果は出ません。むしろ早めに上司に開示して、指示を仰いだり相談したりした方が、良い結果が出る可能性が高いでしょう。


 最も大切なのは、あなたが担う責任を重い仕事を完遂すること。完遂までのプロセスでは、上司とコミュニケーションをしっかりとっていきましょう。

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