HOMEビジネス ロジカルシンキングの王道!仮説思考を身につけるコツは「PDCAをとにかく回す」

ロジカルシンキングの王道!仮説思考を身につけるコツは「PDCAをとにかく回す」

Takeshi Sugiuchi

2014/04/27(最終更新日:2014/04/27)


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by Grand Parc - Bordeaux, France
 問題を抽出し、それを課題にして対応策を考え、対応策に沿って実際に動いていく一連の流れ、プロセスを管理していく上で欠かせないのがロジカルシンキングです。今回はその中の一つ、「仮説思考」のやり方とポイントを説明します。

仮説を思考するのに時間をかけない

 ロジカルシンキングにおける仮説思考とは、問題を抽出し、ある時点でその問題に仮の結論を立てて行動するという考え方です。この時、仮説を立てる段階で時間をかけ過ぎてしまうと、この仮説思考の本当の目的を達成する事が出来ません。

 仮説思考の目的は仮説の正しさを証明することではありません。仮説を積み上げることで素早く対応することです。なので、仮説の積み上げには時間をかけないようにしましょう。

仮説が立証できない場合には再度立てなおす

 仮の結論を立てて行動する訳ですから、当然、間違った仮説を考えてしまう事もあります。この場合は、なんとかしてその仮説を正当化しようとするのではなく、とにかく早くもう一度仮説を立て直してください。仮説思考というのは、仮説を立てて実行することの繰り返しなのです。


 繰り返しになりますが、仮説思考のキーワードは「スピード」です。仮説を立て、その仮説を実証するためにどんな情報が必要なのか、そして実際に集めた情報を分析した時にその仮説が有効なのか、という一連の流れをどれだけ早く、漏れなく行えるかがカギとなります。この一連の流れを何度も繰り返していくため、一つ一つの行動はスピーディに行いましょう。

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