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仕事の効率化を図る時に意識しておくべき「目標の重要性」と「設定方法」

Shingo Hirono

2014/04/14(最終更新日:2014/04/14)


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by familymwr
 仕事の効率化を実現させるためには、目標の設定が大きな意味を持ちます。適切な目標を設定することで仕事の進め方を見直すことが可能になり、目標達成に向けた効率化が可能になるでしょう。しかし、目標が適切なものでなければ、仕事の効率化は実現しません。正しい目標設定の方法を知ることが、仕事の効率化のカギを握ります。今回は、仕事の効率化を図る時の目標の設定方法を紹介します。

1. 最終目標を設定する

 仕事の効率化に最も重要なのは、最終目標の設定です。最終目標を設定することで仕事のゴールが明確になり、最適な手順を導き出すことが可能になります。最終目標の設定は、特に複数の人員で仕事を進めるときに有効な方法です。仕事の効率化は、個人だけの課題ではなく、グループワークにおいても重要な課題ですが、最終目標を設定することでグループメンバーが正しく仕事のゴールを理解することが可能になり、誤った方向へ仕事が進むのを防止することができます。

 最終目標を設定すれば、どのように仕事を進めていけば最適になるのかという作業手順を組むことが可能になるため、スタートの段階で仕事の全体イメージを認識することが可能になります。より正確なスケジュールを組めるようになり、正確な仕事が実現するでしょう。

2. 作業効率を把握する

 仕事の効率化を計画的に実現するためには、どの程度の仕事をこなせるのか、という作業効率を知ることが可能になります。一日あたりどの程度の仕事量をこなせるのかを正しく認識することができなければ、週当たり・月当たりの作業目標を設定することは不可能です。

 作業効率を知ることで、最適な労働力配分も可能になります。無理せず働ける状況を用意することは、能力を最大限に発揮することにもつながり、ペースを守って効率的に仕事を進めていけるのです。

3. スケジュールを構築する

 最終目標と作業効率がわかれば、仕事全体のスケジュールを構築することが可能になります。作業効率に応じて最適な時間配分を行い、スケジュールに沿って仕事を進めていくことを目標にすれば、現在どの程度まで仕事が進んだのかという進捗状況が一目でわかるようになり、すべての人員が仕事の達成具合を正しく認識することができるでしょう。

 最終目標が明らかになっていることで、全体の仕事の進み具合を目標として利用することができます。スケジュールと達成度を組み合わせれば「○日までに○○の工程まで完了させる」という形で適宜、目標を設定することが可能です。


 仕事の効率化を実現するためには、仕事の進み具合がどの程度まで来ているのかを正しく認識できるようにしなければなりません。今こなしている仕事が、何の仕事であとどのくらいで完了するのか、そのことが分からなければ仕事の効率化が実現することはあり得ません。全体の進捗状況と目の前の仕事の関わりを正しく認識することが、仕事の効率化に繋がっていくのです。

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