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【意外と知らない人多し!】「企画」と「要件定義」の違い

藍原優

2014/04/12(最終更新日:2014/04/12)


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by onigiri-kun
 商品開発や新しいサービスを行う際に重要な事として、マーケティングの上で練られた事を企画するという作業があります。企画を行う時に要件定義を行う必要性があるということが最近言われだしてきているようです。ここでは、「企画」と「要件定義」には、どの様な意味や関係性をもとに違いについて見て行きたいと思います。

「企画」という言葉が持つ意味

 企業が仕事上で使う企画というものは、冒頭で述べた様に、商品開発だとか新しいサービス展開、また何かの問題を解決するために考えられた計画やその計画を考える事、という事ではないでしょうか。新しいサービスや商品を必要と思わなければ、企画を考える必要はありません。また、何かの問題が起こっていなければ、解決するために企画する事も必要ないでしょう。企画が意味するものは、今行っている事だけではなくて、自分達を成長させる行動を起こしているという事になるかもしれません。

「要件定義」という言葉の意味

 要件定義は、「システム化をするために必要となる業務内容や業務フロー」と言う事が出来ます。例えば、「業務要件定義」は、経営戦略だとかシステム戦略などで分析されたニーズや、消費者である利用者のニーズなどから、新しいシステムに求めていく機能や要件というものを定義することです。

「企画」と「要件定義」の違い

 要件定義は、何かを新しく考え出す時、それをシステム化するために必要な業務内容やフローを定義することなので、定義することが重要です。これに対し企画は、商品開発からサービスはもちろん、イベントなど広義に渡って新しい事を提案し、それが最終的に形になるまで関わっていくものになります。要件定義は企画をする中の1つの工程と言っていいでしょう。


 ここでは、企画と要件定義の意味の違いを紹介しました。要件定義は、企画の一部として機能していることになります。ぜひ参考にしてみてください。

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