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「ロジカルシンキング」を初めて学ぶ人に役立つ2冊の参考書

Shingo Hirono

2014/04/12(最終更新日:2014/04/12)


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by faungg's photo
 ロジカルシンキングは、今やビジネスパーソンにとって必須のスキルです。日々の報告・連絡・相談はもちろん、プレゼンテーション・企画書作成などにおいても役立つスキルと言えるでしょう。ロジカルシンキングを学ぶ方法は、書籍・集合研修・Eラーニングなど多岐にわたりますが、ここでは、初めて学ぶ人に役立つ、ロジカルシンキングの参考書を紹介します。

1. ロジカル・シンキングー論理的な思考と構成のスキル

 ロジカルシンキングの参考書として、まず挙げられるのが照屋華子さんの著書『ロジカル・シンキングー論理的な思考と構成のスキル』。照屋華子さんは、コンサルティング会社でロジカルコミュニケーションのトレーニングなどを経験された後、独立された人です。大手研修会社でも、照屋華子さんが講師を務めるロジカルシンキング・ロジカルコミュニケーションセミナーが開催されており、ロジカルシンキングに関するトレーニングの第一人者といっても良いでしょう。

 内容としては、話の重複や漏れを防ぐ技術の「MECE(ミーシー)」や、話の飛びをなくす技術の「So What?/Why So?」などが紹介されています。この本は、ロジカルシンキング研修のテキストとして使われることも多くなっているため、ロジカルシンキングを学ぶにあたって、一度は目を通しておきたい本です。

 他に、「ロジカルに書くこと」をテーマにした照屋さんの著書『ロジカル・ライティング』(東洋経済新報社)もあるので、「企画書をロジカルに書きたい」といったニーズを持っている人は、こちらの本もおすすめです。

2. 考える技術・書く技術-問題解決力を伸ばすピラミッド原則-

 この本は、既に挙げた照屋さんの著書と並んで、ロジカルシンキングの参考書として名高いものです。出版から10年以上経ちますが、現在でも定評のある本です。この本の中で著者は、「わかりやすい文章を書くためには、論理構造が大切である」と説き、物事を論理立てて書く技術が書かれています。

 初心者にとっては、一度読んだだけですんなりと理解できる類の参考書ではないかもしれません。しかし、何度も読むことで、理解が深まる本です。常に手元に置き、ロジカルシンキングについて何か困ったことがあればこの本に戻って理解を深める。そういった使い方ができます。

 いかがでしたでょうか?今回紹介した2冊の本は、ロジカルシンキングの参考書としては定評があるものですので、大手書店に行けばあると思います。ロジカルシンキングのスキルを身につけたい人は、一度手に取ってみてください。

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