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【これだけは読んでおきたい!】企画の基礎を学べるおすすめの本5選

Shingo Hirono

2014/04/12(最終更新日:2014/04/12)


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by PhotKing ♛
 企画開発部門というのは、商品やサービスを売り出す会社の要です。ですから、今の自分の知識だけで満足するのではなく、より専門的な知識を取り入れながら効果的に業務を進めていく必要があります。もちろん、基礎を押さえておく事は重要で、土台である基礎の上に建物が成り立つのと同じです。ここでは、企画の基礎が学べるおすすめの本を紹介していきます。

1. コトラーのマーケティング入門

 言わずと知れた、マーケティングの第一人者コトラーの本です。ただし、とにかく分厚い…。ですから、この本を読むには勇気がいる事でしょう。ただ、この本から抜粋されている書籍がいくつかありますので、まずはそれを読んでみる事もおすすめします。

2. 行動経済学〜経済は「感情」で動いている〜

 商品を企画する担当の人は、顧客の価値を、一人獲得する為の支払い額、と言う様な観点で見てしまいがちですが、この本を読むことで顧客とはそんなに合理的なものではないのだ、という事がよく分かります。幅広い観点から企画を考えていけるようになるためにも、読んでおきたい本です。

3. スマート・プライシング利益を生み出す新価格戦略

 企画を含めたマーケティング戦略において、価格戦略というのは非常に大切な要素です。ここを疎かにしてしまうと、どんなに着眼点の良い企画であっても失敗してしまいます。ですから、企画を考える側がどれだけナマモノである市場の事を理解した上で価格設定していくかによって、企画成功の分岐点となる事でしょう。こちらの本を読んでおくことで価格戦略の基礎を押さえることができるので、一度読んでみると良いでしょう。

4. ∞(むげん)アイデアのつくり方

 大ヒットおもちゃ「∞プチプチ」を開発した高橋晋平さんの本です。ちょっと今までの本と違って、頭を休めながらも企画職に絶対必要なアイデアを発想するために役立つ本、という観点で挙げてみました。高橋さんが勧めているのは、「アイデアしりとり」。質より量と言われるアイデア創作の分野で、どうやったら効果的に、誰も考えなかった様なアイデアを生み出す事が出来るか、自身の経験から語られている本です。教科書以外の、ちょっと骨休みの参考書としておすすめしたい本です。

5. 利益アップの超売れるしかけ100

 最後に紹介するのは、「世界一わかりやすいマーケティングの本」の著者が、自身のフィールドワークを踏まえて公開するとっておきの売れる仕掛けを紹介している本です。企画開発を行う時に、売り出すのはその商品だけでなく、商品に伴う付加価値が大切である、という考え方をよく耳にするかもしれませんが、まさにそれをどうやって仕掛けていくのかが学べる本です。企画とは、お金をかけて新たな商品を開発し、莫大な費用をかけて販売促進を行って進めていく事だけではない、という事がよく分かります。


 以上、企画の基礎が学べる本を5冊紹介してきました。企画の仕事はどれだけ自分の中に知識を蓄えておけるかが勝負です。アイデアの引き出しを増やしていくためにも、ここで紹介した本を読んでみて下さい。

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