仕事のスピードが早い人は同僚や上司から「できる人」とみなされ、実際にそう呼ばれることも多いようです。スピーディに仕事をこなせるというのは、誰が考えてもビジネスマンにとって好ましい能力。しかし、なぜ特に「できる人」と呼ばれるのか。彼は何が「できる」のかについて、説明しましょう。
1. より多くの仕事が「できる」
仕事のスピードが早く、1つの仕事を人より早く終わらせることができれば、同じ勤務時間内で、人より多くの仕事をこなすことができます。つまり、「より多くの仕事ができる」のです。
例えば、ある1つの仕事をするのに、ほかの人が1日かかるところを、半日でこなしてしまう人は、残りの半日でさらにそれと同量の仕事を仕上げられるわけです。会社や部署にとって、彼がいかに有用な人物であるか、考えるまでもないでしょう。文字通り「できる人」です。
2. より幅広い仕事が「できる」
仕事の量だけではありません。仕事の種類も数多く経験できます。人より早く1つの仕事を終えることができれば、他の仕事を経験すチャンスも当然増えるでしょう。「彼は仕事が早いから、この業務も担当してもらおう」というように上司は考え、彼にその新しい業務を任せるわけです。
そうした経験はすなわち仕事の守備範囲を広げることになり、スキルアップにもつながるのです。「より幅広い仕事ができる」というのはビジネスマンにとって、最高の強みとなるでしょう。
「できる人」というのは、何か特別な、特殊な存在というわけではありません。「選ばれた人」では決してないのです。誰でも高いモチベーションと、人一倍の努力をすれば「できる人」になれる、その可能性は誰でも持っています。そのための第一歩として、仕事をいかにスピードアップすることができるか。そのノウハウについて勉強し、実践してみてはいかがでしょうか。
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