会議には大きく分けて「情報を共有する」「意志決定をする」「アイデアを出す」という3つの役割があります。どんな業種であれ、複数の人と仕事をしている場合にはこの会議の場で情報共有をしたり意思決定をしたりする必要があります。しかし会議に関しては「時間の無駄」と考えている人も少なくありません。会議の平均時間は、どれくらいがベストなのでしょうか。
管理職は仕事の15%を会議に費やしている
ビジネス企業の管理職の人は、週に平均3回、勤務時間の15%程度を会議に費やすと言われています。もちろん業種によっても会議の回数や時間の平均は様々なのでこの数字は一概に当てはまるものではありません。しかし、その間自分の仕事はストップしている点は同じです。ですから会議を時間の無駄遣いと考えている人も少なくありません。
gooリサーチの会議に関する調査結果によると、時間の無駄だと思う会議は主に全社会議や社内の営業会議、課やチーム単位、部門長などによる定例会議などがあげられています。逆に有意義だとされる会議はプロジェクトメンバーによる進捗会議、実務担当者の連絡会議、クライアントとの打ち合わせなどです。
大多数が望むの会議時間は1時間未満
では「時間の無駄」と思われない会議の平均時間はどれくらいになるのでしょうか。人間の集中力の持続時間はだいたい50分から1時間程度と言われています。学校の授業時間もそれくらいに設定してあるのは、長く授業をしても集中力が続かないためです。
上記のリサーチ結果によると、適正だと思う会議時間は30分以上1時間未満が6割、1時間以上2時間未満が3割、2時間以上と回答した人は全体の2.5%ほどなので、9割以上の人が2時間未満の会議が適正だと考えているようです。このことから、定例で行われる会議の時間は基本的に1時間、長くても2時間未満が理想と言えるでしょう。そうすれば参加者の集中力を削がずに会議を行えます。
いかがでしょうか。会議はただ行うだけでなく、メンバーが意欲を持って参加する必要があります。1時間未満で議題を全てこなして、効率の良い会議を行ってください、
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