会社内で企画を提案する場合、対象になるのはあなたの上司です。上司は時として理不尽な理由を持ち出してあなたの企画にダメ出しをします。それが正しい理由に基づいたものであれば企画内容をさらに高めるために役立ちますが、的外れな意見は何の役にも立ちません。
あなたの企画を上司に納得させるために有効なのが「ロジック」です。ロジックを用いることで企画の説得力がまし、上司を説得することが可能になるでしょう。今回は、企画を上司に提案する際の「ロジック」の重要性について解説します。
1. ロジックによって説得力が生まれる
企画提案にロジックを用いることで強い説得力が生まれ、上司もあなたの企画にゴーサインを出すことになります。ロジックとは企画の道筋を正しく説明するための技術であり、重要な部分を相手に正しく伝えるのに効力を発揮する技術です。ロジックは企画内容そのものを正しく伝えるための技術。ロジックに基づいた形で提案することで聞く人も理解がしやすくなり、企画に対して納得してくれる確率が高まるでしょう。
ロジックは企画の重要な点を正しく伝える機能も持っています。曖昧な説明方法で企画を提案した場合、肝心な部分が誤解されてしまう可能性がありますが、ロジックに基づいて提案すれば誤解なく正しい形で伝えることができるので、提案に強い説得力が生まれるはずです。
2. ロジックで成果が明確になる
ロジックとは、企画の筋道を整理し因果関係を明らかにする技術です。ロジックを用いて企画提案をすることで企画で、どのようなことが行われるかを明確に示すことが可能になり、その結果として期待される成果を提示することが可能になります。
上司が知りたいのは企画の内容ではなく、企画の結果として表れる成果です。販売数の増加や顧客獲得など企画の成果には様々な形がありますが、ロジックを用いて成果を具体的に示すことができれば、上司も企画の持つ役割を理解してくれることでしょう。
3. ロジックは質問を作り出す
ロジックは企画を筋道に沿って解説する技術ですが、必ずしもすべてを伝えられるとは限りません。場合によっては説明不足になってしまうこともありますが、ロジックを用いて提案をしていれば寄せられる質問もロジックに基づいたものになり、明確でわかりやすい質問が寄せられることになります。
もし企画提案がロジックに沿ったものではない場合、寄せられる質問も曖昧なものになってしまいます。あいまいな質問に対して相手が満足いく回答をするのは難しいですが、明確な質問に対しては明確に答えることが可能です。質問に答えることで企画内容を補強することも可能になるので、質問は歓迎すべきことと言えます。
ロジックとは、物事を順序立てて考えるための技術です。企画提案にロジックを用いる場合、提案は順序に沿った分かりやすいものになります。上司に企画を理解してもらうためには、正しく伝えるための技術であるロジックが重要な意味を持つのです。ロジックを用いることで理解を助け、企画内容をよりわかりやすく伝えることが可能になるでしょう。
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