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企画プロモーション職の具体的な仕事内容 —— 「花形」と呼ばれる仕事の実態

Shingo Hirono

2014/04/11(最終更新日:2014/04/11)


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by The White House
 企画プロモーションとは、一言で言うと“企画された商品、アイディアなどを広めるために宣伝活動をする”職種のことです。企画やアイディアといってもさまざまですので、そのケースに合わせて、宣伝活動の方法は変わってきますが、基本的に共通している事は、その企画を実現し、販売数や認知を上げ、実績へとつなげる宣伝活動をすることです。具体的にはどのような仕事内容になるか、紹介します。

企画を実現するための最初のステップ~企画書作成~

 企画というのは、ある商品やアイディアを構築、創造してまとめること。企画の中には、宣伝の方法論、効果的に打ち出すコンセプト、どのターゲットに向けて発信するかという宣伝方針と、予算から実績への見通し、そしてこれを実施することの意義などを含めて立案されていることが大切です。

 その企画をプロモーションする際は、対ユーザーに対してのケースや、予算投資のスポンサーを探すケース、その企画を買取契約する相手先に向けての場合もあります。どの場合も、立案された企画の実現に向けての最初のステップです。意義や売上、メリットが十分伝わる、この企画書作成が重要となります。企画書はプロモーションにおいて、一人歩きしてゆくものですから、それを見ただけで魅力が伝わり、興味を惹くようなポイントを掲げることが大切です。

具体的に企画をプロモーションする~プレゼンテーション~

 企画書を掲げて、企画を実現するために進む次のステップは、プレゼンテーションです。その企画の内容を、より詳しく説明する場所です。たいていは、その企画に興味を抱く相手先へ赴き、説明の時間を設けて行われます。企画書をさらに広げる資料や、具体的な数字が理解できるデータ、写真や完成予想図のようなイメージ、結果が及ぼすメリットがイメージできる素材、などを揃え準備万端にしておきましょう。

 企画の内容を実行に移した場合のメリットが、相手により明確に伝わることが大切です。机上の空論では、相手も判断を下すことができません。具体的なメリットや、今後の見通しまでもイメージしやすいようにプレゼンテーションすることが、とても重要なのです。

 またプレゼンテーションは、いつも1発で取り上げられるとは限りません。1か所にトライして、反応が鈍かった場合、その理由を追及し、さらに企画を強化することによって、再度、同じ相手先にプレゼンテーションをかけることも大切でしょう。

 あるいは、プレゼンテーションでの結果をよく考察して、方向ややり方を変更する臨機応変さも、その企画を実現につなげるためには必要といえます。こちらが企画していることと、相手が望んでいることがぴったりとフィットして、期待以上の成果へとつながるだろうと思わせることが、企画プレゼンテーションでは一番重要なポイントと言えるでしょう。


 以上、ここでは企画プロモーション職の仕事内容を紹介してきました。「企画プロモーション」と聞くと、一見華やかなイメージを想像しがちですが、実際の仕事内容は地道に泥臭くこなしていくことが多いのです。そのことをきちんと認識しておくべきではないでしょうか。

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