仕事が時間的にも内容的にもタイトであればあるほど、スケジュール管理は重要になります。しかし、スケジュール管理が苦手な人は、苦手意識ゆえに積極的にスケジュール管理をする姿勢に欠けてしまいます。積極的にスケジュール管理ができないと、仕事の進捗がスムーズにいかなくなり、仕事の成果をあげることもままならないという悪循環にはまりこみがち。スムーズに仕事を進めて成果をあげるためには、スケジュール管理は大切です。まずは苦手意識を解消するというところから、スケジュール管理に取り組んでみてはいかがでしょうか。
1. 完璧主義を捨てる
スケジュールを立てることが苦手な人のなかには、完璧主義傾向のある人がいます。なぜ完璧主義の人が、スケジュールを立てることが苦手なのでしょうか。それは、計画したスケジュールが必ずしも、思い描いた通りに遂行できるわけではないからです。どれだけ綿密に立てたつもりのスケジュールでも、実際に進めてみると予測外のことが起き、予定通りに進みません。
しかし、完璧主義の傾向のある人は、計画したスケジュールが完璧に遂行できないのなら、そもそもスケジュールを立てることすらやめてしまおう。というシロかクロかの思考に陥りがちです。計画したスケジュールは、8割くらいの達成で合格として、進めるようにしましょう。場合によっては、スケジュールを変更するなどということもあるかと思いますが、そんなときも臨機応変に対応することが必要です。
2. とにかく手を使う
これから取り組む仕事の内容が膨大すぎて、スケジュールを立てることもままならないと感じるときもあるかと思います。そんなときは、ともかくやるべきことをすべて書きだしてみましょう。小さなことも大きなことも、やろうとしていることを、手を使って書きだしてみるのです。
頭で考えると、膨大に思える仕事の内容も書きだしてみて、「見える化」されると、客観的に見通すことができます。全体像がわからないから、スケジュールを立てることがままならないのであって、全体像が見えると、スケジュールを立てることができるようになるでしょう。
3. 優先順位をつける
仕事には、仕事の根幹にかかわるゆえに優先的に進めなくてはならないことと、時間にせまられているならしなくてもよいようなことがあります。完璧主義傾向の人は、やるべきことは、すべてやりたくなってしまいがちですが、スケジュール管理をする上では、優先順位の高い仕事を先にこなせるようにし、時間に余裕があるなら、余力でできる仕事をするという組み立て方をしておきましょう。
スケジュール管理が上手な人は仕事上手ともいえます。無駄なことに時間をさかずに済むため仕事の質も早さも上がるのです。スケジュール管理について、苦手意識を払拭できる方法を幾つか紹介したので、参考にしつつ、実践してみて下さい。
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